寺家とその周辺で最近見かけた動植物 [寺家(じけ)]

相変わらず寺家を中心としてその周辺を歩き回っています。最近見かけた動植物をご紹介します。

先日寺家の大池の手前の谷戸を奥へ進んで行くと、何か動物がいました。双眼鏡でのぞいて見るとなんとタヌキです。しかも4匹いました。ゆっくり近づいて写真に収めました。その間、4匹のタヌキはじっとこちらを見つめていました。右から3番目が親狸で、残る3匹が子狸のようです。きっと親狸が子狸たちに、「あんなオジさんに近寄ってはだめよ。狸汁にされてしまうよ」と教えていたのではないでしょうか(笑)。
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以前のブログでもえぎ野公園の可愛いカルガモの8羽の雛の写真を載せましたが、一月半ぶりに再び訪ねてみました。いました、いました。8羽すべてが無事に成長していました。この9羽の集団を見ると、どれが親だか分からないくらいに大きくなっていました。
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同じくもえぎ野公園のバンの写真も載せましたが、そのバンにも雛が生まれていました。2羽の雛が睡蓮の上で餌を探して歩き回っていました。これはそのうちの1羽の雛です。「明日の天気はどうかなあ?」という顔をしていました。
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寺家の熊野谷戸ではゴイサギがいました。おそらく昨年まだ茶色だった幼鳥が成長したようです。青い成鳥の色にはなりましたが、まだ少し色が薄いようです。このゴイサギが田んぼで餌を探していました。泥鰌を見つけて咥えたまでは良かったのですが、泥鰌が嘴に巻き付いて四苦八苦していました。
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また別の日の熊野谷戸では、アオサギどうしが争っていました。縄張り争いなのか、親子喧嘩なのか分かりませんでしたが、追いつ、追われつ、戦いの場所を変えてまでのバトルは見応えがありました。
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これも以前のブログでカイツブリの抱卵の様子を示しましたが、その後何度も巣が流されたり卵が水没したりする苦難がありました。5度目の営巣地でやっと雛が誕生しました。5個の卵を温めていましたが、そのうちの一つの雛が生まれました。この後残りの卵も孵化することでしょう。カイツブリのその後の成長ぶりは次回のブログでお知らせします。
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早野の里山ではツマグロヒョウモンのオスとメスがじゃれあっていました。これは飛んでいるメスの写真です。
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その後、メスは産卵のための場所をあちこち探しながら飛び回っていました。これは上の写真と同じメスですが、蝶々の翅の表と裏の模様はずいぶん違いますね。
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これはアキノタムラソウの蜜を吸うダイミョウセセリです。
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寺家の森の中で見つけたムラサキシジミです。
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早野の里山ボランティアの人たちの活動拠点に行った時、副会長のKさんが杉の木の上を指差して、「あれ蝶々かな、枯葉かな」と言いました。それを聞いて蝶に詳しいSさんが、「あれはオオムラサキだよ!」と興奮気味に叫びました。俄然みんな活気ついて、撮影のための脚立を準備してくれたりして大騒ぎになりました。これがみんなの力を借りて撮影できたオオムラサキのオスです。まだ生まれたてらしく綺麗な翅です。
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オオムラサキも翅の裏表で模様が違います。これが翅の表です。とても綺麗な紫色です。
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寺家の山の中で変わった蜘蛛の巣を見つけました。せっかくなら、もう少し凝ってハート形にしてくれたら楽しかったですね。
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あちこちでヤマユリも開花し始めました。三輪町でも綺麗なヤマユリが見頃を迎えていました。
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コブシの木を何気なく見ていると実が生っていました。コブシの実は今まで気が付きませんでした。ネットで調べてみたらこの中に種子が入っているようです。
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寺家の山の中ではもうタマゴダケが顔を出していました。昨年はたしか9月でしたので、今年はずいぶん早いです。
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寺家とその周辺を歩き回るだけでいろいろな楽しい動植物に出会えます。

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