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10年の足跡 4千万歩達成! [寺家(じけ)]

ご無沙汰しております。久しぶりのブログです。今回は私の10年間の歩数記録です。
2012年7月14日から毎日歩いた歩数を記録しています。
歩数を記録し始めて10年が経過し、最近累積歩数が4千万歩を越えました。
記録期間:2012年7月14日~2022年11月1日
延べ日数:3,763日 (10年と110日)
累計歩数:40,000,173歩
1日平均歩数:10,630歩

5年前の私のブログで2千万歩達成を報告しました。コチラです。その後も歩いた歩数を記録し続けています。
この様子をグラフで示します。オレンジ色の1本1本の縦棒がその日の歩数を表しています。3万5千歩を超えている日もあれば、ほとんど歩いていない日もあります。それらを毎日累計したのが茶色の曲線です。たくさん歩くと急勾配で増加しますが、歩かないと横ばいの線になります。
この曲線の下に黄緑色の直線があります。これは、一日に1万歩歩いた場合にどのように累計歩数が増えていくかを計算したものです。実際に歩いた歩数と比較して視覚的にわかりやすくしました。
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記録を取り始めてから4千万歩を超えるまでに、1千万歩ごとに何日かかったかをまとめたのが下の表です。
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最初の1千万歩が863日、次が1,035日、そして932日、933日と続きます。記録を取り始めての1年ほどは元気よく歩いていましたが、その後スローダウンしました。最近では安定して1日平均1万歩を超えて歩いています。

4千万歩を達成するのに3,763日掛かりましたので、1日平均10,630歩という計算になります。歩幅50㎝として計算すると、2万㎞を歩いたことになり、地球の反対側まで行ったことになります。大西洋上のブラジル沖にいます。

さて、ここまでは何とか歩き続けられましたが、78歳の誕生日が過ぎましたので、あと何日続けられるか全く分かりません。いつ迄に何千万歩達成しようという目標を立てるつもりはありません。健康な体としてのカウントダウンの最後のベルが鳴るまで歩こうと思っているだけです。とくに意気込みはありません。いつもの生活を続けていくうちに気が付いたら歩数が伸びていればよいと思うだけです。

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アオサギの苦労飯 [早野]

 早野の炭焼き小屋から少し上の方にある上池に行くと、水辺にアオサギがいて水面を見つめていました。そのうちに、大きな魚を捕まえました。フナのようです。自分の頭よりはるかに大きなフナをどうやって食べるのか、興味があったのでしばらく観察しました。
このフナを飲み込む様子をお知らせします。でも、少し残酷なシーンもありますので、残酷シーンが苦手な方は見ないで下さい。
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 縦にしても、横にしても、とても口に入る大きさではありません。
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 う~ん、飲み込めない、どうしよう!
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 この後、口から出して嘴でつついてみたり、一度水の中に放して揺さぶってみたり、何度もいろいろ試してみました。でも、どうしても飲み込めません。とても苦労しているように見えました。
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 それでも苦労の甲斐あって、ついに飲み込める時が来ました。頬っぺたから喉にかけての筋肉を大きく膨らませてフナをぐっと奥に詰め込みました。
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 喉が大きく膨らんでフナは奥へ吸い込まれて行きました。
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 う~ん、ついに喉の奥に入りました。
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 やった~!飲み込んだぞ!
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 もう口の中には残っていません。喉の膨らみと頭の大きさを比べると、フナがいかに大きかったか分かります。
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 あとは消化するだけです。
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 前回のブログでカワセミガ自分の頭よりはるかに大きなザリガニをも見込むシーンを載せましたが、野鳥の食事はけっこうたいへんな作業なのですね
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寺家の生き物珍百景 [寺家(じけ)]

 寺家を散歩していると、農業用水路の水面を変なトンボが飛んでいました。よく見るとシオカラトンボの3連結なのです。オス・メスの順に連結したトンボはよく飛んでいますが、3連結は初めて見ました。
 このようなちょっと笑える珍百景写真を集めてみました。

 まず、3連結トンボです。オス・オス・メスが連結しています。三角関係でしょうか(笑)。
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 次は、以前に農業用水路で見かけた愉快な仲間たちです。
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 アメンボの集団です。水面に投影された木陰の部分に密集しています。まるで、アメンボの保育園で、「みんな!日向に出てはだめよ。熱中症になるからね」と注意されているようです。

 これは冬に撮った写真ですが、自分の頭より大きなザリガニをのみこむカワセミです。上を向いたり、ザリガニをたたきつけたり、散々苦労していましたが、10分くらいかけて飲みこみました。その後もしばらくは喉が大きく膨れていました。
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 オナガガモが2羽で餌を探していました。この様子はまるでシンクロナイズドスイミングです。最近はアーティスティックスイミングというのでしたね。
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 ダイサギが餌の小魚を捕まえました。嘴を開けると中で小魚が踊っています。まさしく、「踊り喰いだ~!」。
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 鶴見川の中で、コサギとカワウがにらみ合っていました。まるで、次のような会話をしているようでした。
 「よう、コサギ! 今日は積年のシロクロを付けてやるぞ」
 「おう、カワウ! ちょうどよい機会だ」
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 ガビチョウの卵です。初めて見ました。とてもきれいなブルーです。右下の挿入写真は生まれたばかりの雛です。
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 これは、ジャコウアゲハのように見えますが、蝶ではなく蛾です。アゲハモドキという蛾です。ジャコウアゲハは毒を持っているため、野鳥に食べられないので、ジャコウアゲハに擬態するのだそうです。なぜ、こんなことができるのか、自然の不思議の一つです。
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 これはタヌキのファミリーです。母タヌキが3匹の子狸を連れてこちらをじっと見つめていました。「あんな爺さんについて行ったらダメよ。狸汁にされるからね」と教え込んでいるのでしょうか(笑)。
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 寺家の生き物は見ているだけでいろいろ楽しいことがあります。これからも楽しい行動を求めて歩き回りたいと思います。

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新しい趣味 -切り絵ー [切り絵]

 永らくお休みしました。申し訳ありません。
 今日は趣味の話です。これまで私の趣味について何度か記事を掲載しました。私の趣味の多くは、定年後に時間を持て余すことを危惧して、60歳前後から始めました。インドアプレーン、竹細工、スポーツ吹矢、野鳥観察などはこのころ始めました。しかし、人生の晩年になって始めた趣味はある程度までは進歩しますが、自分の能力あるいは技量の限界がはっきりと見えることも事実です。もちろん、人によってはその壁を乗り越えている人もたくさんいますが、私の場合はどれも中途半端になっています。
 それでも性懲りもなく、また新しい趣味を始めました。何度かこのブログでも紹介したKOBUさんの薦めで切り絵にチャレンジしています。型紙に沿って先の尖ったカッターナイフで図形を切り出すものです。 この図は、型紙を使って私が切り出した観音菩薩です。けっこう細かい部分があり、切り出すのに苦労しました。切り絵も嵌まると奥深い趣味だと思っています。
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 先日、KOBUさんが私の撮影した野鳥の写真を使って型紙を作り、切り絵を作ってくれました。
 最初はオシドリです。早野の上池で撮影したオシドリのオスの写真をもとに型紙を作り、KOBUさんは切り絵に作ってくれました。それぞれの翅の色はパソコンで細かく調整してプリントした色紙を張り付けています。
 たまたま私の写真とは逆向き(裏返し)になっていたので、私の写真をパワーポイント上で向き合わせると面白い構図になりました。下の図に示すように、オシドリが鏡に映った自分の姿に驚いているようにも見えます。
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 次はスズメです。飛び立つ瞬間のスズメの羽根の一枚ずつを図案化し、切り絵の型紙を作り、実物に近い色の紙を貼りました。
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 そして、カワセミです。枯れ枝に止まるカワセミを図案化しました。背中や頭の微妙な色合いの模様は、さすがに切り絵で作るのは難しいので、写真のコピーから切り取って貼り付けました。
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 KOBUさんは、野鳥だけでなく、蝶々なども切り紙にして楽しんでいます。
 KOBUさんも私も切り紙を始めてまだ半年ほどですので、これからいろいろな図案の切り絵を楽しむことができると思います。
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美しき野鳥の装い [寺家(じけ)]

 最近野鳥の数が非常に減ったことを心配していますが、それでも森の中を歩き回るといろいろな鳥に出会えます。綺麗な鳥も地味な鳥もいます。カワセミやオシドリの雄など、一見して綺麗な鳥は当然人気があります。インスタ映えするからでしょうか。
 このことに最近疑問を持ち始めています。確かに綺麗な鳥は綺麗です。でも、一見地味な鳥も、よ~く見るととても綺麗なものが多いのです。翅や羽毛の構造を細かく見てみると、造形の美しさ、模様のグラデーションの見事さ、色の組み合わせの妙など、デザインのすばらしさに驚かせれることが多いです。
 これまでは、珍しい綺麗な野鳥の写真が撮れるとそれだけでウキウキとして満足していましたが、最近では野鳥を見る目が変わってきました。どんな野鳥も綺麗なのです。とてもおしゃれなのです。着物の裏地に凝る粋人のように、ちょっと見ただけでは気が付かないようなおしゃれもあります。人の目では識別できないほどの短時間に綺麗な翅をチラッと見せてくれる鳥もいます。
 今回は、最近気が付いた野鳥の美しい装いのいくつかを紹介したいと思います。

 まず、スズメです。地味な鳥の代表ともいえるでしょう。ほとんど毎日見かけますから珍しくもありません。でもこの写真を見て下さい。「なんだ、ただのスズメじゃないか」と思われるかもしれませんが、白・黒・茶の3色を巧みに配置したデザインが素晴らしいです。茶色は薄茶色から焦げ茶色まで何種類かを使い分けてシックなデザインにまとめています。茶色のブーツでも履かせたらとても似合いそうです。遠くから見ただけでは、ただの茶色の地味な鳥も、じつはたいへんおしゃれな鳥なのです。
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 次はジョウビタキのメスです。愛くるしい目をしており、私の好きな野鳥の一つです。可愛いのは顔だけではありません。翅の中の白い模様も綺麗に配置されていますし、胸の軟かそうな羽毛を触ったらモフモフで気持ちよさそうです。
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 次はシロハラです。シロハラの背中の羽毛はちょっと見ただけではただの茶色にしか見えませんが、よく見るといろいろな模様が編み込まれている織物のようです。しかも、その羽毛の下には別の模様が隠されています。左下の部分だけを拡大した写真も併せてご覧ください。虎の縞模様のような黒と茶の小さな模様がみえます。たいへん凝った作りです。また頭部の羽毛はデコボコ感があり、パンチパーマのような仏様の螺髪に似ています。
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 これまでシロハラは茶色・灰色・白色の地味な鳥と思って見ていましたが、細かく見るととても凝った衣装を身に着けていることが分かりました。これからはシロハラを見る目が変わります。

 ツグミです。畑の上を歩き回って虫などを啄んでいる地味な感じの鳥です。でも、メーキャップはすごいです。首の周りにも白粉を塗った歌舞伎俳優の化粧のようにも見えます。
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 胸まわり、お腹、背中、それぞれに違った模様がデザインされています。翅のデザインも凝っています。色は、白・黒・茶の3色ですが、いろいろな形のデザインを組み合わせています。背中の側から見ると、グラデーションがついてゆっくりと色が変化しています。風切翅の先端や尻尾のデザインも素晴らしいです。
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 シメの羽毛の質感はつるんとした蝋細工のような感じです。でも、もっと近寄って微細な構造が撮影出来たら、違った印象になるかもしれません。
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 これは、木の枝の上に片足でくつろいで止まっているアオサギです。アオサギの装いを見てください。相当おしゃれです。グレイと黒のツートーンカラーのコートを羽織り、白とグレイの毛皮のショールをまとっている貴婦人のように見えます。
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 ショールをまとった胸周りがおしゃれです。おなかの部分には白い翅の飾りがついています。
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 コートの裾の部分はしっかり仕上がっているように見えます。足元を見ると、何と、ストッキングにきれいな刺繍がしてあるようなおしゃれな模様があります。
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 アオジです。結構よく見かける鳥です。木の枝に1羽のアオジが止まっていました。この状態を1秒間に24コマの連写で撮りました。動きがないので同じような写真が数十枚撮れてしまいました。無駄な写真をたくさん撮ったと後悔していました。ところが、・・・。
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 その中にたった1枚だけこの写真がありました。尻尾の下から、全く違ったデザインの尾羽が出てきたのです。茶色の尻尾の下に隠されていたのは、白黒のツートーンカラーの翅です。時間はわずか0.04秒程度です。
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 白黒の翅が出た尻尾の部分だけ拡大しました。これは一体何の信号を発信したいのでしょうか? 着物の裏地をチラッと見せて自慢したかったのではないかと、勝手に想像していますが、「そんな短い時間で誰が感激するの?」といいたいです。
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 これまでは野鳥の写真を撮れただけで満足していました。とくに、今まで撮ったことのない野鳥の写真が撮れると、とても嬉しかったです。でも、少し自分の気持ちが変わってきました。珍しい野鳥の写真を撮っても、ほとんど野鳥図鑑に載っています。図鑑を見ても分からないのは、野鳥の細かい装いです。自分だけの観察写真を撮れるかどうかがとても大事になりました。
 そのような野鳥の微細な装いを見るのは簡単ではありません。遠くから望遠レンズで撮影しても外形だけの撮影ですから、トリミングしても細かい装いまでは見ることができません。できるだけ近寄って撮影しなくてはなりません。野鳥と仲良くなることがとても大事なことです。近くまで寄っても、逃げずにポーズをとってくれる野鳥がとても愛おしく思えます。
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北京2018年 [某月某日@中国]

 10月末に北京に行ってきました。北京に行くのは10年ぶりでしたが、その急激な変わりように大きなショックを受けて帰って来ました。とりわけ、キャッシュレス社会、乗り物の電動化、大気汚染の改善は想像を上回るものでした。これらについて述べます。そのほかにもいろいろな変化がありました。

(1) キャッシュレス社会
 日本ではずいぶん以前から言われていながら、なかなか実現しないのがキャッシュレス社会です。でも北京では、すでにほとんどの支払いがキャッシュレスです。
 北京に着いてすぐに、現地中国人からキャッシュレスの話を聞いても、あのしわくちゃの汚い一元札が無くなっていることなど想像もできませんでした。
 キャッシュレスの原動力はスマホでした。どんな小さな土産物屋や個人商店に行っても、写真のような2次元バーコードが貼ってあります。1.JPG
客はそれをスマホで読み取って料金を入力します。店主が入金確認すると売買成立です。
 私のようにスマホに抵抗してガラケイにこだわっていると、北京では生きていけないかもしれません。
(2) 乗り物の電動化
 北京の乗用車の電動化の動きはすごいです。現状ではまだほとんどがガソリン車です。でもこれから車を買おうとすると、ガソリン車やハイブリッド車ではナンバープレートが取れません。抽選だそうです。当選率が1-2%だと言いますから、ほとんど無理です。それに対して電気自動車のナンバープレートはすぐ支給されます。従来の車のナンバーの色が青地に白であるのに対し、電気自動車は緑地に白です。電気自動車は目立ちます。あと2年もすれば、ほとんど緑ナンバーになるでしょう。
 私が駐在中の20年前からすでに電動自転車はありました。今回はそれがさらに普及するとともに、電動バイクが増えていました。バイクのほぼ半数が電動です。写真は電動自転車と電動バイクが走っているところです。電動3輪車も多いです。2.JPG
次の写真は、電動バイクと電動3輪車が止まっているところです。3.JPG
バスの電動化も進んでいます。トロリーバスがパンタグラフを下ろしたまま走っているので、中国人に尋ねたら、バッテリー搭載したため架線から電気を取らないで走っているのだそうです。
 このように、北京の乗り物の電動化は東京に比べてはるかに進んでいます。高度な技術を必要とするハイブリッド化に力を入れている日本は、世界の流れとは違う方向を向いているのではないかと思いました。携帯電話に続いてハイブリッド車もガラパゴス化しないか心配です。
(3) 大気汚染の改善
 20年前、私が駐在中の北京は大気汚染がひどく、とくに冬場はどんよりと霞んでいました。その汚染がさらに進み、数年前テレビで見た北京の景色はとても人が生きていけないように思えるほどひどいものでした。それが今回行ってみると、きれいな青空が広がっているのです。写真は天安門広場の南にある前門です。4.JPG
夕日を受けて輝いていました。以前はこんな景色は見られませんでした。このように空気がきれいになった一番の理由は、昨年から石炭の使用を全面的に禁止したことだそうです。違反すると高い罰金を取られるそうです。市内での工場の稼働を制限したことも汚染改善に効いています。
(4) 地下鉄
 その他にも、10年ぶりの北京の変化は驚くものばかリでした。その一つが地下鉄路線の数です。20年前は2路線しかありませんでしたが、10年前の北京オリンピック直後には7路線に増えていました。それが今回はなんと16路線になっていたのです。東京の地下鉄が13路線ですから、それより多いです。あちこちに地下鉄の乗り場があり、とても交通が便利になりました。
(5)有名大学の見学
 中国でも有名大学に入ることは若者の夢です。このため、最近では北京大学や精華大学には地方の中学や高校から見学に来る生徒が増えたそうです。この写真は、精華大学の校内を見学する中学生の集団です。5.JPG
この中から将来の中国をけん引する逸材が現れるのかもしれません。
(6)日本料理
 綺麗な日本料理店も増えました。20年前にも北京市内に約300軒の日本料理店がありましたが、中国人の作る日本料理店が多く、味は日本料理とは似て非なるものでした。今回は日本人の作る日本料理店が増えていました。店内も綺麗で味も日本で食べるものと全く差がありません。写真のように日本料理店が並んでいるところもあります。6.JPG

 今回わずか3泊4日の短い旅でしたが、それでもいろいろな分野での北京の急速な進歩を感じることができました。逆に、この20年間の日本の進歩は何があったんだろうかと思ってしまいました。日本の「失われた20年」を実感しました。
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氷の造形 [寺家(じけ)]

このところ2週間の間に2回も雪が降って、寺家でも寒い日が続いています。雪が降った次の日は晴れたので大池に行ってみると、部分的に氷が張っていました。そこに太陽の光が当たってきらきらと輝いていました。とても幻想的な光景に見えました。
氷は均一ではなく、表面がざらざらした感じです。しかも、氷の上にいろいろな模様ができています。
今回は大池の上にできたいろいろな形の氷をご紹介します。

こんな感じで氷が張っていました。最初はカラーで撮影しましたが、白黒写真で撮ってもほとんど同じです。モノトーンの世界が広がっていました。
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カモなどの野鳥か何かが歩いた後でしょうか、3本の氷の道ができていました。
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もっと広い範囲にいろいろな模様ができています。氷の隙間もあり、氷の盛り上がりもあります。
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これは、何かがスケートでもやった後のようにも見えます。でも、カモがスケートやるわけないので、どうやってできたのかわかりません。
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これは何かが歩いて、足跡の部分に雪がたくさん集まってそれが凍ったようにも見えます。
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氷の上にできた樹木の影も趣があります。
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いろいろな氷の造形がありました、諏訪湖の御神渡りのような自然現象ではなさそうです。雪が降っている中を水鳥が歩いたり、まだ氷が薄いうちに水鳥が泳いで砕氷船が通った後のような軌跡を残したのかもしれません。原因はどうあれ、いろいろな氷の形を見ているだけでも楽しいものです。
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万歳! 二千万歩達成! [寺家(じけ)]

2012年3月末に67歳で退職し、「毎日が日曜日」の日々が始まりました。ほとんど毎日近所の寺家にカメラを持って出かけました。野鳥、蝶々や花々などの写真のほか、四季折々の寺家の風情をカメラに納めました。
歩くことに興味があった訳ではありませんが、カメラを持って歩きまわっていると、気が付けば結構な歩数になっていることがしばしばありました。そこで、2012年7月14日から一日に歩いた歩数を記録することにしました。携帯電話に付いている歩数計には32日分の歩数が記録されますので、半月に一度程度データをパソコンに取り込むようにしました。
こうして5年以上記録を続けた結果、2017年9月23日に累計歩数が二千万歩を越えました。達成感があります。嬉しいです。

記録期間:2012年7月14日-2017年9月23日
延べ日数:1,898日
累計歩数:20,003,925歩
一日平均歩数:10,539歩
歩行距離:歩幅50㎝として約1万㎞、これは地球1/4周分

この様子をグラフで示します。オレンジ色の1本1本の縦棒がその日の歩数を示しています。35,000歩を超えている日もあれば、ほとんど歩いていない日もあります。それらを毎日累計したのが、茶色の線です。たくさん歩くと急勾配で増加しますが、歩かないと横ばいの線になります。
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このグラフを見ると、最初の1年間程度は順調に歩数が伸びて行ったのですが、途中から伸びが鈍化しました。その理由はいくつかあります。
(1)2013年10月23日に左足小指を骨折し、しばらくまともに歩けなかったこと
(2)2013年4月27日に友人から自転車を貰ったため、歩く分が少なくなったこと
(3)2015年1月から再び仕事を始めたため、「毎日が日曜日」でなくなったこと
(4)歳を取ったこと
などです。

2012年7月14日から歩いた累計歩数を、その日までの累計日数で割った値をグラフにしてみました。一日の平均歩数がどう変化したかが分かります。最初の一年近くは順調に平均歩数が伸びました。2013年5月18日に平均歩数が14,312歩を記録して以来、ほぼ単調に減り続けましたが、今のところ一日平均一万歩のペースが続いています。
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今後も一日平均一万歩を維持できる自信はありませんが、体が動くうちは歩き続けようと思います。いずれ体が動かなくなることは覚悟していますが、自分の力で歩ける間は、その喜びをかみしめながら歩きたいと思います。
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白いセキレイのその後 [早野]

前回のブログで真っ白いセキレイを紹介しました。その時、このようなアルビノ(白化個体)は仲間外れにされる可能性があることを述べました。そして、ハクセキレイが白いセキレイを無視するような態度で通り過ぎる写真を掲載しました。
でも、その後、動画で撮影したところ、だいぶ状況が違うようです。ハクセキレイは白いセキレイの親のようです。前回の写真で無視した態度は、白いセキレイが「お腹すいたよう!」と言っているのに、親のハクセキレイは「さっきあげたばかりじゃないの!もう少し我慢しなさい」と言っているように思えます。

これは白いセキレイ単独の動画です。セキレイ特有の尾羽の動きが面白いです。


これは、白いセキレイがハクセキレイにおねだりして餌を貰った時の様子です。


アルビノがいじめられているという悲惨な状況ではなかったことが嬉しいです。でも今後、無事にこの白いセキレイが仲間と一緒に生きて行けるのか分かりません。無事を祈るばかりです。

珍しい!真っ白のセキレイ [早野]

申し訳ありません、前回のブログから2年以上ご無沙汰してしまいました。
目新しい話題が見つからず、そうこうしているうちに時間だけが過ぎてしまいました。

今回、とても珍しい被写体に巡り会いました。
最初見た時、何という鳥か分かりませんでした。でも、尻尾の振り方を見ていると、どうもセキレイのようです。私の知っているセキレイは、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイくらいですから、真っ白のセキレイは見たことがありません。

これがその鳥です。ちょっとおすまし顔で撮れました。
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しばらく観察を続けました。これはこちらを向いてポーズを取ってくれたところです。
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何かを語りかけ始めました。
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一生懸命語りかけてきます。
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畑に入って歩き始めました。
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ちょっとここでもおすましを。
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毛繕いをした後、伸びをしました。
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ハクセキレイがいる所へ飛んで行って、何かしきりに語りかけています。「ね~、一緒に遊ぼうよ」と言っているように思えます。でも、ハクセキレイは無視しています。この後の3枚の写真は、連続してほぼ0.1秒間隔で撮ったものです。
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「ね~、遊ぼうったら~」、でもハクセキレイは知らん顔です。
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「え~っ!行ってしまうの!」、ハクセキレイはひたすら前進です。
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「あ~、あ~、行っちゃった!やっぱり、肌(翅)の色が違うとだめなのね、悲しい!」
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この真っ白いセキレイはアルビノ(白化個体)のようです。翅は全身真っ白で、嘴と足は黒ではなくオレンジ色です。
以前、真っ白いカラスが話題になったことがありますが、動物の世界では、アルビノは仲間外れにされるという話をよく聞きます。今回見た白いセキレイの様子を見ていると、すでに仲間外れにされているように思えます。見た目の肌の色で差別するというのは、残念ながら人類でもありがちですが、セキレイでもこんなことが起こるのは悲しいことです。何とか、この白いセキレイが他のセキレイと楽しく遊べるようになってもらいたいものです。
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