浅草からスカイツリーへ [下町]

皆様、明けましておめでとうございます。昨年は大地震や台風など多難な年でしたが、今年は穏やかな年になってほしいですね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も1月3日に浅草へ行きました。前のブログ「浅草の新春」に書きましたように、昨年も同じ日に行きましたので、混み具合などは分かっていました。分かってはいても、やはりすごい混み方だなあという印象です。
昨年は頭の上にカメラを持ち上げても、背が低いので前の人の頭が邪魔になるアングルでしか撮れませんでした。今年はカメラに一脚を付け、それを持ち上げるとカメラの位置が地上2mを超えられるようにしました。カメラにレリーズを付け、手元でシャッターが切れるようにしました。こうして撮った今年の仲見世の混み具合がこれです。仲見世通りが人、人、人、・・・です。
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拝殿までずっと続いています。
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拝殿に着いて後ろを振り向くと、この通りです。人がびっしりです。
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参拝を終えて本殿の脇へ出ると、縁日の屋台がたくさん出ており、こちらもごった返しています。遠くにスカイツリーが見えます。
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浅草寺からスカイツリーへ向かって歩き始めると、途中の商店が販促のために獅子舞を出していました。獅子舞に噛んでもらって健康祈願をする人たちで賑わっています。
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言問橋に差し掛かると、スカイツリーも大きく見えてきます。街灯にユリカモメが3羽止まっていましたので、ツリーをバックにパチリ。
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ツリーの真下に来ました。やはり高いです。ちょうど1年前はまだ539mでしたが、昨年4月には634mの目標高さに達しました。
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周りの商業施設の入るビルも外装は完成し、今年5月の開業に向けた最終段階を迎えていました。
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あと数年もしたら、この周辺はたいへんな賑わいのある地域に成長するでしょう。

下町の風景 [下町]

以前のブログでも「下町の魅力」を書きましたが、もう一度下町について書きたいと思います。

これは品川宿の表通りの光景です。電柱が沢山並んでいるのがいかにも下町らしい感じを与えてくれています。
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これは京島の電柱の上にあった変圧器ですが、縁の下ではなく電柱の上の力持ちという感じです。遠くのマンションの色合いが良かったので、わざと露出オーバーにして雰囲気が伝わるように撮って見ました。
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これは品川宿の本屋さんです。ずいぶん昔からこの街で営業しているお店のようです。きっと子供の頃ここで漫画本を買った人たちも、子供や孫を連れて買いに来ているのではないかと想像できます。
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これも品川宿です。倉庫かなにかの建物のようですが、蔦が覆っておりいかにも年季が入っているように見えます。
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品川宿にもあちこちにポンプがあります。どうやらこのポンプは壊れて機能していないようですが、自転車立てとしては役立っているようです。
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これは谷中で犬と猫を売っているお店です。最近のペットショップのイメージとは全く違います。なぜかここで売っているのはカタカナの名前の犬猫ではなく、犬は柴犬で、猫は三毛猫のような感じがするのは私だけでしょうか?
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谷中のレストラン「花へんろ」です。ここの野菜カレーは美味しかったのですが、閉店したそうです。
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これは「花へんろ」の外に展示してあったメニューです。朝顔も風情があります。
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これも谷中です。これは下町ならばこそ見られる玄関灯です。普通の住宅街では見られなくなりました。この玄関灯が燈っていて、玄関の中に灯りが付いていると、少し遅くなって疲れて帰ってきても元気に「ただいま!」と言って入れます。
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これは京島で見かけた消火器です。きっと町内会で準備したものでしょうが、表のプラスチック板が割れています。子供たちがキャッチボールを取り損ねてぶつかったのかも知れません。町内会長さん、修理よろしくお願いします。
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下町を歩いていると、いろいろな物語が想像できます。自分で勝手なストーリーを作り上げてしまうのです。そこが下町の面白いところだと思います。

浅草の新春 [下町]

今日は新春の街のようすを見ようと浅草に出かけました。仲見世はこのように綺麗に飾りつけられていました。
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しかし、ちょっとカメラを下に向けると、人、人、人、・・・です。一度雷門をくぐって仲見世に入ると、途中で裏道に出ることができません。人が多いので、仲見世の途中の路地からは出入り出来なくしてありました。どこから人が湧いたのか、ともかくたいへんな人出です。こんな時、「なんでこんなに混んでいるんだ?」というと、必ずこう答える私の悪友がいます。「お前が来るからだよ」と。
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これだけ人が出ているのに、仲見世の店は必ずしも混んでいる訳ではありません。参拝する本殿に早く行きたいために、誰もゆっくりと買い物をする余裕がないからです。でも、食べ物、とくにテイクアウトできる食べ物を売る店は繁盛しています。これは揚げ饅頭です。多くの参拝客は「梅2個、抹茶3個!」などと言って、通りすがりに買っていました。奥で饅頭を揚げている人は大わらわです。1個100円というきりの良い値付けも成功の一因のようです。人形焼きやせんべいも賑わっていました。
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「さあ、やっと本殿だ」、と思った瞬間、警備員が黄色いテープを持って「はい、ここでしばらくお待ちください」と言って規制線を張ってしまいました。
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参拝を終えて、本殿の脇にでると縁日の屋台がいっぱいです。ここではたくさんの参拝客が思い思いのテイクアウトを楽しんでいました。遠くに建設中のスカイツリーが見えます。
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これは鮎の塩焼きの屋台です。たくさんの鮎が焼かれており、美味しそうな匂いが漂っていました。
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浅草を後にし、隅田川に行きました。言問橋の向こうにスカイツリーが大きく見えています。あそこまで行って見ようと思って歩きました。
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業平橋駅付近から見た今日のスカイツリーです。ずいぶん背丈が伸びました。
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現在539mだそうです。完成高さまであと100mを切りました。来年の春の開業が待ち遠しくなりました。
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下町の魅力 [下町]

下町の雰囲気が好きです。都会の中にあって雑踏や喧騒とは無関係に生活の息吹が感じられるところが良いですね。以前のブログで北京の胡同について書きましたが、日本で同じような場所は下町です。谷中、京島、品川宿、佃島、などに下町といわれる町並みがあります。
下の写真は京島の下町です。まさしく北京の胡同と同じような雰囲気です。
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玄関の付近にはほとんどどの家にも花や野菜の鉢植えが置いてあります。しかも家の周りはきれいに掃き清めてあり、気持ちよく歩けます。たまたま家の中から出てきた人に話しかけても、気軽に相手になってくれます。下町の人情のようなものが感じられます。
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もう一つ、下町になくてはならぬもの、それは銭湯です。下の写真は京島の曳舟湯です。写真を撮る瞬間に、少年野球の練習に向かうらしい若者がよいタイミングで写ってくれました。
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町のあちこちにこのようなポンプがあります。今でも水が出ます。飲み水としては使えませんが、雑用水源としては貴重な存在です。以前はこの周りで井戸端会議が盛んだったものと思われます。
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寿司屋の前の自転車です。この自転車で築地まで仕入れに行ったのでしょうか。
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品川宿の表通りのお店も趣があります。ちょうどお休みの日でしたが、この店はお惣菜屋さんだそうです。
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佃島は佃煮の発祥の地です。その佃島の佃煮屋さんはたいへん繁盛していました。
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これは京島の板金屋さんです。入り口に柴犬がちょこんと座っていました。番犬でも吼えることなく、道行く人や子供たちとも楽しそうに遊んでいました。きっと街の人と顔なじみなのでしょう。
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この柴犬のポートレートです。いい顔しています。
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