アオサギの苦労飯 [早野]
早野の炭焼き小屋から少し上の方にある上池に行くと、水辺にアオサギがいて水面を見つめていました。そのうちに、大きな魚を捕まえました。フナのようです。自分の頭よりはるかに大きなフナをどうやって食べるのか、興味があったのでしばらく観察しました。
このフナを飲み込む様子をお知らせします。でも、少し残酷なシーンもありますので、残酷シーンが苦手な方は見ないで下さい。
縦にしても、横にしても、とても口に入る大きさではありません。
う~ん、飲み込めない、どうしよう!
この後、口から出して嘴でつついてみたり、一度水の中に放して揺さぶってみたり、何度もいろいろ試してみました。でも、どうしても飲み込めません。とても苦労しているように見えました。
それでも苦労の甲斐あって、ついに飲み込める時が来ました。頬っぺたから喉にかけての筋肉を大きく膨らませてフナをぐっと奥に詰め込みました。
喉が大きく膨らんでフナは奥へ吸い込まれて行きました。
う~ん、ついに喉の奥に入りました。
やった~!飲み込んだぞ!
もう口の中には残っていません。喉の膨らみと頭の大きさを比べると、フナがいかに大きかったか分かります。
あとは消化するだけです。
前回のブログでカワセミガ自分の頭よりはるかに大きなザリガニをも見込むシーンを載せましたが、野鳥の食事はけっこうたいへんな作業なのですね
このフナを飲み込む様子をお知らせします。でも、少し残酷なシーンもありますので、残酷シーンが苦手な方は見ないで下さい。
縦にしても、横にしても、とても口に入る大きさではありません。
う~ん、飲み込めない、どうしよう!
この後、口から出して嘴でつついてみたり、一度水の中に放して揺さぶってみたり、何度もいろいろ試してみました。でも、どうしても飲み込めません。とても苦労しているように見えました。
それでも苦労の甲斐あって、ついに飲み込める時が来ました。頬っぺたから喉にかけての筋肉を大きく膨らませてフナをぐっと奥に詰め込みました。
喉が大きく膨らんでフナは奥へ吸い込まれて行きました。
う~ん、ついに喉の奥に入りました。
やった~!飲み込んだぞ!
もう口の中には残っていません。喉の膨らみと頭の大きさを比べると、フナがいかに大きかったか分かります。
あとは消化するだけです。
前回のブログでカワセミガ自分の頭よりはるかに大きなザリガニをも見込むシーンを載せましたが、野鳥の食事はけっこうたいへんな作業なのですね
2020-08-30 08:34
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白いセキレイのその後 [早野]
前回のブログで真っ白いセキレイを紹介しました。その時、このようなアルビノ(白化個体)は仲間外れにされる可能性があることを述べました。そして、ハクセキレイが白いセキレイを無視するような態度で通り過ぎる写真を掲載しました。
でも、その後、動画で撮影したところ、だいぶ状況が違うようです。ハクセキレイは白いセキレイの親のようです。前回の写真で無視した態度は、白いセキレイが「お腹すいたよう!」と言っているのに、親のハクセキレイは「さっきあげたばかりじゃないの!もう少し我慢しなさい」と言っているように思えます。
これは白いセキレイ単独の動画です。セキレイ特有の尾羽の動きが面白いです。
これは、白いセキレイがハクセキレイにおねだりして餌を貰った時の様子です。
アルビノがいじめられているという悲惨な状況ではなかったことが嬉しいです。でも今後、無事にこの白いセキレイが仲間と一緒に生きて行けるのか分かりません。無事を祈るばかりです。
でも、その後、動画で撮影したところ、だいぶ状況が違うようです。ハクセキレイは白いセキレイの親のようです。前回の写真で無視した態度は、白いセキレイが「お腹すいたよう!」と言っているのに、親のハクセキレイは「さっきあげたばかりじゃないの!もう少し我慢しなさい」と言っているように思えます。
これは白いセキレイ単独の動画です。セキレイ特有の尾羽の動きが面白いです。
これは、白いセキレイがハクセキレイにおねだりして餌を貰った時の様子です。
アルビノがいじめられているという悲惨な状況ではなかったことが嬉しいです。でも今後、無事にこの白いセキレイが仲間と一緒に生きて行けるのか分かりません。無事を祈るばかりです。
珍しい!真っ白のセキレイ [早野]
申し訳ありません、前回のブログから2年以上ご無沙汰してしまいました。
目新しい話題が見つからず、そうこうしているうちに時間だけが過ぎてしまいました。
今回、とても珍しい被写体に巡り会いました。
最初見た時、何という鳥か分かりませんでした。でも、尻尾の振り方を見ていると、どうもセキレイのようです。私の知っているセキレイは、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイくらいですから、真っ白のセキレイは見たことがありません。
これがその鳥です。ちょっとおすまし顔で撮れました。
しばらく観察を続けました。これはこちらを向いてポーズを取ってくれたところです。
何かを語りかけ始めました。
一生懸命語りかけてきます。
畑に入って歩き始めました。
ちょっとここでもおすましを。
毛繕いをした後、伸びをしました。
ハクセキレイがいる所へ飛んで行って、何かしきりに語りかけています。「ね~、一緒に遊ぼうよ」と言っているように思えます。でも、ハクセキレイは無視しています。この後の3枚の写真は、連続してほぼ0.1秒間隔で撮ったものです。
「ね~、遊ぼうったら~」、でもハクセキレイは知らん顔です。
「え~っ!行ってしまうの!」、ハクセキレイはひたすら前進です。
「あ~、あ~、行っちゃった!やっぱり、肌(翅)の色が違うとだめなのね、悲しい!」
この真っ白いセキレイはアルビノ(白化個体)のようです。翅は全身真っ白で、嘴と足は黒ではなくオレンジ色です。
以前、真っ白いカラスが話題になったことがありますが、動物の世界では、アルビノは仲間外れにされるという話をよく聞きます。今回見た白いセキレイの様子を見ていると、すでに仲間外れにされているように思えます。見た目の肌の色で差別するというのは、残念ながら人類でもありがちですが、セキレイでもこんなことが起こるのは悲しいことです。何とか、この白いセキレイが他のセキレイと楽しく遊べるようになってもらいたいものです。
目新しい話題が見つからず、そうこうしているうちに時間だけが過ぎてしまいました。
今回、とても珍しい被写体に巡り会いました。
最初見た時、何という鳥か分かりませんでした。でも、尻尾の振り方を見ていると、どうもセキレイのようです。私の知っているセキレイは、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイくらいですから、真っ白のセキレイは見たことがありません。
これがその鳥です。ちょっとおすまし顔で撮れました。
しばらく観察を続けました。これはこちらを向いてポーズを取ってくれたところです。
何かを語りかけ始めました。
一生懸命語りかけてきます。
畑に入って歩き始めました。
ちょっとここでもおすましを。
毛繕いをした後、伸びをしました。
ハクセキレイがいる所へ飛んで行って、何かしきりに語りかけています。「ね~、一緒に遊ぼうよ」と言っているように思えます。でも、ハクセキレイは無視しています。この後の3枚の写真は、連続してほぼ0.1秒間隔で撮ったものです。
「ね~、遊ぼうったら~」、でもハクセキレイは知らん顔です。
「え~っ!行ってしまうの!」、ハクセキレイはひたすら前進です。
「あ~、あ~、行っちゃった!やっぱり、肌(翅)の色が違うとだめなのね、悲しい!」
この真っ白いセキレイはアルビノ(白化個体)のようです。翅は全身真っ白で、嘴と足は黒ではなくオレンジ色です。
以前、真っ白いカラスが話題になったことがありますが、動物の世界では、アルビノは仲間外れにされるという話をよく聞きます。今回見た白いセキレイの様子を見ていると、すでに仲間外れにされているように思えます。見た目の肌の色で差別するというのは、残念ながら人類でもありがちですが、セキレイでもこんなことが起こるのは悲しいことです。何とか、この白いセキレイが他のセキレイと楽しく遊べるようになってもらいたいものです。
趣味の炭焼き2015 [早野]
たいへんご無沙汰しております。久しぶりにブログ掲載いたします。
早野の炭焼き窯でいろいろな材料を炭にする「趣味の炭焼き」を昨年の3月に掲載しました。どのようにして炭にするかは、コチラをご覧ください。
今年も一月から炭焼き作業が始まり、本来の炭焼きが終わった後で「趣味焼き」が行われました。私も一斗缶一杯分のスペースを頂いて趣味焼きをやらせてもらいました。昨年は瓢箪が綺麗に焼けました。そのほか、バナナやニンニクなどの生ものも炭にできましたが、できばえはいま一つでした。このため、今年は生ものは避けて、形の面白いものを炭にしました。
まずは束子です。棕櫚の繊維を束ねた束子がうまく炭になるかどうか、炭にする過程で燃えてしまうかもしれません。このように燃えやすい材料は、一斗缶に入れる前にアルミホイルで包みます。燃えやすいものほど何重にも包みます。
焼き上がった後、恐る恐るアルミホイルを破いてみると、ほぼ原形をとどめたまま出てきました。少し繊維が丸まっています。
早野の炭焼き窯でいろいろな材料を炭にする「趣味の炭焼き」を昨年の3月に掲載しました。どのようにして炭にするかは、コチラをご覧ください。
今年も一月から炭焼き作業が始まり、本来の炭焼きが終わった後で「趣味焼き」が行われました。私も一斗缶一杯分のスペースを頂いて趣味焼きをやらせてもらいました。昨年は瓢箪が綺麗に焼けました。そのほか、バナナやニンニクなどの生ものも炭にできましたが、できばえはいま一つでした。このため、今年は生ものは避けて、形の面白いものを炭にしました。
まずは束子です。棕櫚の繊維を束ねた束子がうまく炭になるかどうか、炭にする過程で燃えてしまうかもしれません。このように燃えやすい材料は、一斗缶に入れる前にアルミホイルで包みます。燃えやすいものほど何重にも包みます。
焼き上がった後、恐る恐るアルミホイルを破いてみると、ほぼ原形をとどめたまま出てきました。少し繊維が丸まっています。
早野の蝶々(Ⅱ) [早野]
早野の蝶々 [早野]
ツタンカーメン豆-三千年の時を超えて- [早野]
趣味の炭焼き [早野]
早野のノスリ [早野]
寺家や早野の周辺には、いろいろな猛禽類が住んでいます。ノスリ、ツミ、トビ、チョウゲンボウなどです。でも、たいていは大空高く飛んでいて、写真に撮っても小さくしか写りません。尻尾の形で種類を識別できる程度です。木の枝などに止まっている時でも、かなり離れたところからしか撮影できません。
ところが先日、早野の炭焼き窯の前のハンノキ林の近くにノスリが飛んで来たのです。7-8mの至近距離まで近寄っても逃げません。こんなに近くで撮影したのは初めてです。ノスリの表情をじっくり撮影することができました。
これがノスリのポートレートです。さすがに猛禽類です。精悍な顔つきをしています。送電線の鉄塔の上から、地上を動き回る野ネズミ一匹を見つけることのできる鋭い目が猛禽類の特徴です。鉤型の嘴も鋭く尖っています。
これが全身像です。まだ幼鳥のようです。
ところが先日、早野の炭焼き窯の前のハンノキ林の近くにノスリが飛んで来たのです。7-8mの至近距離まで近寄っても逃げません。こんなに近くで撮影したのは初めてです。ノスリの表情をじっくり撮影することができました。
これがノスリのポートレートです。さすがに猛禽類です。精悍な顔つきをしています。送電線の鉄塔の上から、地上を動き回る野ネズミ一匹を見つけることのできる鋭い目が猛禽類の特徴です。鉤型の嘴も鋭く尖っています。
これが全身像です。まだ幼鳥のようです。