鷺草 [花鳥風月]
鷺草は本当に鷺が飛翔しているような形をしたきれいな花です。これは蘭の一種だそうです。5,6年前に、昭和記念公園で初めて鷺草を見ました。もともとは野草だそうですが、今では自生している鷺草を見つけるのは非常に難しいようです。
昭和記念公園ではボランティアの人たちが公園の一角で鷺草を栽培していました。10平米ほどの花壇いっぱいに鷺草が咲き乱れている様子はすばらしいものでした。まさしくたくさんの鷺が乱舞しているように見えます。
鷺草の花を3輪、2輪、1輪で撮影しても、それぞれ3羽、2羽、1羽の鷺の飛翔に見えます。
昭和記念公園では申し込むと鷺草栽培の講習会に参加することができます。下の写真が講習会の様子です。手前の青いプラスチックバスケットに入っているのが、鷺草の球根です。ちょうどピーナッツくらいの大きさです。奥にあるバスケット中にあるのは水苔です。
まず水苔を植木鉢に敷き詰め、油粕を肥料として撒きます。その上に水苔を敷いて、鷺草の球根を上下間違えないようにして植えつけます。さらにその上から水苔を重ねて出来上がりです。下の写真は、球根を植えつけているところです。
3月に植えつけて、水遣りを欠かさず続けていると、7月から8月にかけて下の写真のような鷺草が咲いてくれます。
講習会を受けた年はきれいに咲いてくれたのですが、咲いた後の球根の処理が悪かったのか、次の年は半分も咲きませんでした。最後はあきらめて、庭の土の中に球根を埋めてしまいましたが、芽が出ませんでした。けっこう栽培が難しい花です。
昭和記念公園ではボランティアの人たちが公園の一角で鷺草を栽培していました。10平米ほどの花壇いっぱいに鷺草が咲き乱れている様子はすばらしいものでした。まさしくたくさんの鷺が乱舞しているように見えます。
鷺草の花を3輪、2輪、1輪で撮影しても、それぞれ3羽、2羽、1羽の鷺の飛翔に見えます。
昭和記念公園では申し込むと鷺草栽培の講習会に参加することができます。下の写真が講習会の様子です。手前の青いプラスチックバスケットに入っているのが、鷺草の球根です。ちょうどピーナッツくらいの大きさです。奥にあるバスケット中にあるのは水苔です。
まず水苔を植木鉢に敷き詰め、油粕を肥料として撒きます。その上に水苔を敷いて、鷺草の球根を上下間違えないようにして植えつけます。さらにその上から水苔を重ねて出来上がりです。下の写真は、球根を植えつけているところです。
3月に植えつけて、水遣りを欠かさず続けていると、7月から8月にかけて下の写真のような鷺草が咲いてくれます。
講習会を受けた年はきれいに咲いてくれたのですが、咲いた後の球根の処理が悪かったのか、次の年は半分も咲きませんでした。最後はあきらめて、庭の土の中に球根を埋めてしまいましたが、芽が出ませんでした。けっこう栽培が難しい花です。
蓮華 [花鳥風月]
前回のブログにも書きましたように、夏の花の中では蓮の花(蓮華)が好きです。薬師池公園で明け方に撮影した蓮の写真をいくつか紹介します。
蓮はその花も葉の色もまわりの光の具合でずいぶん違って見えます。
太陽が昇り始めて間もない頃に撮影すると、このように葉は青く強調され、花も赤みが強い写真になります。
もう少し日が昇ると、青みが薄らいで緑色が濃くなってきます。花はピンク色に変わっていきます。
さらに日が昇って山の端から顔を出すと、蓮の葉の色の青みが消えて緑色になります。
蓮華の形はお釈迦様の蓮の台(うてな)にも使われるように、花弁のバランスがよく、見ていて心安らぎます。
次の3枚は蓮華をアップで撮ったものです。
ミツバチが蜜を求めて花の上でホバーリングしています。
花の中を覗き込むと、花芯が見えます。
花の上から見ると、花芯の中に粒々があります。この粒々が取れた穴の中に蓮の実が成長します。蓮の実は時折茶碗蒸しに入っている程度で、それほど一般的な食材ではありませんが、中国ではよく食べられています。ほかの食材と一緒に炒めたり、スープに入れたりします。粽(ちまき)ご飯に炊き込んだものはたいへん美味しく、北京にいる時はよく食べました。
蓮はその花も葉の色もまわりの光の具合でずいぶん違って見えます。
太陽が昇り始めて間もない頃に撮影すると、このように葉は青く強調され、花も赤みが強い写真になります。
もう少し日が昇ると、青みが薄らいで緑色が濃くなってきます。花はピンク色に変わっていきます。
さらに日が昇って山の端から顔を出すと、蓮の葉の色の青みが消えて緑色になります。
蓮華の形はお釈迦様の蓮の台(うてな)にも使われるように、花弁のバランスがよく、見ていて心安らぎます。
次の3枚は蓮華をアップで撮ったものです。
ミツバチが蜜を求めて花の上でホバーリングしています。
花の中を覗き込むと、花芯が見えます。
花の上から見ると、花芯の中に粒々があります。この粒々が取れた穴の中に蓮の実が成長します。蓮の実は時折茶碗蒸しに入っている程度で、それほど一般的な食材ではありませんが、中国ではよく食べられています。ほかの食材と一緒に炒めたり、スープに入れたりします。粽(ちまき)ご飯に炊き込んだものはたいへん美味しく、北京にいる時はよく食べました。