昭和記念公園の晩秋 [花鳥風月]

先日、G懇会のHaさん、Hoさん、それに職場の若手(40代)のWaさんと一緒に昭和記念公園に写真撮影に行きました。銀杏並木とモミジの紅葉の撮影が目的でしたが、それぞれ一週間ほど遅かったようです。それに今年は寒さが来ないために紅葉がそれほど綺麗ではありませんでした。でも公園内にはいろいろな樹木や花があり、結構楽しめました。

これはナナカマドの赤い実かと思ったら違いました。イイキリという桐の木です。赤い実が青空に映えてとても綺麗でした。
DSC01057.JPG

お目当ての銀杏並木は葉っぱが散り始めていましたが、それはそれで落ち葉も一緒に撮影すれば結構綺麗です。
DSC01120.JPG

地面に落ちた葉っぱが長い黄色の絨毯のように延々と続いていました。
DSC01203.JPG

Hoさんは最近カメラに凝り始めており、逆光での銀杏撮影に一生懸命挑戦していました。
DSC01186.JPG

まだ黄色くならず、緑のままの銀杏もありました。背景の黄色と重ねるとより美しく見えます。
DSC01315.JPG

日本庭園では松の木の雪吊りが終わっていました。まともに太陽と向かいあって逆光の雪吊りとその映り込みを撮影しました。
DSC01530.JPG

赤いモミジと黄色のモミジが重なっていました。お互いに相手を労わるような感じでとても綺麗です。
DSC01381.JPG

白い河原なでしこが咲いていました。ピンクの河原なでしこはよくありますが、白は初めて見ました。
DSC01543.JPG

日が西に傾きかける頃になるとモミジの葉の影が幹に投影されました。影にピントを合わせて撮影しました。
DSC01653.JPG

木の幹の影も長く延びていました。
DSC01602.JPG

水鳥の池のそばの湿地帯にも綺麗なモミジの色づきがありました。
DSC01770.JPG

池の中では夕日に照らされて鴨がたくさん泳いでいました。
DSC01812.JPG

昭和記念公園はいつ訪れても綺麗な花や樹木が見られます。

御岳山のレンゲショウマ [花鳥風月]

御岳山のレンゲショウマ(蓮華升麻)が見ごろを迎えていると聞いて、先日カメラを持って出かけてきました。
レンゲショウマはキンポウゲ科の植物で日本にしか分布していないそうです。とくに御岳山のレンゲショウマは日本一の規模で約5万株が自生しています。

御岳山のレンゲショウマ撮影は今回で三度目ですが、いつも撮りかたに苦労します。きれいな花ですが、ほとんどどれも下向きに咲いているので、カメラ位置が大変です。地面にしゃがみ込むようにして撮影します。こうして撮った写真を掲載します。

山の斜面からひょっこり顔を出して可憐な花を咲かせています。
DSC00777.JPG

藪の中から顔を出したレンゲショウマは可愛い妖精のようにも見えます。
DSC00778.JPG

たくさんの花が一度に開花している茎もあります。
DSC00780.JPG

危うくぎっくり腰になりそうな格好をして、思い切り下から上を狙って撮影しました。
DSC00781.JPG

丸いのは蕾です。蕾からはこんな花が咲くとは想像できません。
DSC00782.JPG

逆光にさらされた花にストロボを当てて撮ると白い花がくっきり浮かび上がります。
DSC00783.JPG

背景の木間からの光があるとさらに幻想的になります。
DSC00784.JPG

楚々とした雰囲気があります。
DSC00785.JPG

これはツリガネニンジンの花です。キキョウ科の花だそうですが、たしかに桔梗に似ています。
DSC00786.JPG

拡大してもたいへんきれいな花です。
DSC00787.JPG

レンゲショウマは8月下旬くらいまでが見ごろのようです。

高蔵寺の石楠花 [花鳥風月]

以前のブログ「Mさん!石になってしまったの?」で紹介しました町田市三輪町の高蔵寺に行って来ました。このお寺は、別名石楠花(シャクナゲ)寺とも呼ばれています。30種類、約1200株の石楠花があります。
一昨日(4月22日)、そろそろ見頃だろうと思って出かけました。場所は町田市三輪町にあります。自宅から歩いて30分くらいの場所です。

山門を入ったとたんに、目に飛び込んできたのは色とりどり石楠花でした。これは本堂の前の石楠花です。赤、青、白の野点傘も彩りをさらに鮮やかにしていました。
DSC02833.JPG

5体の地蔵様の前掛けも新しくなっており、おめかしをしているようです。
DSC02989.JPG

井戸端には綺麗な牡丹が咲いていました。
DSC02813.JPG

ここにはいま石楠花だけでなく、牡丹、ツツジ、馬酔木、などが咲き誇っています。ニリンソウやイカリソウなどの野草の花も見頃でした。
PICT0107.JPG

白い野点傘の下では少しピンク色の混じった白い石楠花がちょうど見頃を迎えていました。
DSC02824.JPG

庭の中の小山の散策道に行くと、ところ狭しと石楠花が植わっています。ツツジもあります。
DSC02843.JPG

ピンク色の大きな石楠花の花が咲いていました。
DSC02936.JPG

真っ赤な石楠花は初めて見ました。
DSC03005.JPG

白い石楠花の脇には直径2mくらいの水車が廻っていました。
PICT0001.JPG

小山を登ると、白の石楠花、つつじ、馬酔木が咲き乱れており、その向こうに本堂が見えます。
PICT0088.JPG

野点傘の中を見ると、色とりどりの糸が使われており、とても綺麗です。
DSC02963.JPG

以前のブログ「Mさん!石になってしまったの?」にも載せたMさんそっくりの恵比寿(ここでは恵美酒と書いてあります)様も石楠花に囲まれて嬉しそうです。
DSC02978.JPG

高蔵寺はいまが一年で最も華やいだ季節です。

引地川の桜と常泉寺の三椏 [花鳥風月]

先日、長津田の大林寺の桜を見た後、田園都市線と小田急線を乗り継いで桜ヶ丘駅へ行きました。そこから引地川沿いに高座渋谷駅まで歩きました。ここは川沿いにたくさんのソメイヨシノが植えられており、千本桜と呼ばれています。
川の両側に植えられている桜はちょうど満開でした。場所によっては桜が3列植えられています。
PICT0246.JPG

川の中のコサギも桜吹雪を浴びながら楽しんでいるようでした。
DSC01164.JPG

手前に山吹、そして桜と桃が咲いている場所がありました。黄色とうすいピンクと赤の彩が強烈でした。
DSC01290.JPG

高座渋谷駅に着く手前に、清流山常泉寺という曹洞宗のお寺があります。ここは「花のお寺」と呼ばれています。とくに今の季節はいろいろな花が咲いています。
ここには三椏(ミツマタ)の木がたくさんあります。赤花三椏と黄花三椏が多いです。
PICT0536.JPG

花桃が見頃です。紅白の花桃が咲き誇っていました。
PICT0543.JPG

少し時期遅れでしたがカタクリも咲いていました。昆虫に蜜の在りかを知らせる蜜標もはっきりしています。
DSC01431.JPG

庭の散歩道への入口の紅白の咲分けの桃が綺麗でした。
PICT0378.JPG

もうシャクナゲも咲いていました。
PICT0488.JPG

珍しい花がありました。花筏です。葉っぱの中心に花が咲きます。どの葉っぱにも中心に花芽が育っていました。
PICT0506.JPG

一枚だけ拡大してみると10個くらいの蕾が育っています。
PICT0512.JPG

常泉寺の花はたくさんの種類があり、とても全ては紹介しきれません。

大林寺の桜 [花鳥風月]

今日はKOBUさんの紹介にあった長津田十景の一つである慈雲山大林寺を訪れました。ここは幕末まで長津田村を治めていた岡野家の菩提寺として建立されたお寺だそうです。
桜がみごろがと聞いて出かけてきました。

山門を入ると左右に金剛力士像があります。これは右側の阿形像です。
DSC01085.JPG

これは左側の吽形像です。大林寺の本堂および伽藍は平成18年に建て替えられましたので、この山門もまだ新しいです。でも、この仁王像は開山時からのものと思われます。
DSC01072.JPG

境内に入ると本堂があり、その周りに立派な桜が咲き誇っていました。正面にはソメイヨシノの大木があり、その右手には枝垂れ桜があります。
DSC01116.JPG

これはソメイヨシノの横から大林晩鐘を撮影しました。
DSC01090.JPG

これは枝垂れ桜をアップで撮りました。
DSC01087.JPG

晩鐘の横には大きな欅が芽吹いていました。新緑がきれいです。
DSC01119.JPG

晩鐘越しに見た桜もとてもきれいでした。
DSC01114.JPG

龍の口から手水が出ています。その龍の頭と桜を一緒に撮りました。
DSC01110.JPG

この後、高座渋谷にある常泉寺にも行きましたが、それはまた別途掲載します。

バラいろいろ [花鳥風月]

まだ地震のニュースが途切れることなく続いており、地震の規模が未曾有の大きさだったことが分かります。避難所生活を余儀なくされている皆様にはたいへんなご苦労だと思います。お見舞い申しあげます。
先日、香港に住んでいる中国人の友人から安否を問い合わせるメールが届きました。こちらが無事だったことを伝えますと、またその返事に「テレビのニュースで日本の地震のことを見た時、被災者が水や食料を受け取る時にきちんと列を作って、割り込んだり、人のものを横取りしたりする者が全くいないのはすごいことだと思った」と書いてありました。日本人からみれば当たり前のことでも、これは日本人が世界に誇れる素晴らしさだと思いました。他人のことまで思いやり、人の苦しみを自分の苦しみとして受け止める日本人の優しさを持ち続けたいものです。

今日は色々なバラをご紹介します。いまさら言うまでもなく、バラの花はとても綺麗です。これまでバラの花を見かける度に写真に撮っていました。大船フラワーセンターや当時の向ヶ丘遊園などで撮影したものです。今回は、そんなバラの花をアップでどうぞ。写真としてみると、被写体がど真ん中にある最悪の「日の丸構図」ばかりですが、そこは目をつむって頂いてバラの美しさだけにご着目下さい。また、バラの花にはそれぞれ名前がついていますが、私は全く分かりませんので、その点もご容赦下さい。

これは紫色掛かったピンク色の珍しいバラです。
May13_12.JPG

白いバラにピンク色の縁取りが印象的です。
May13_11.JPG

真っ白いバラが真っ青な空に向かって咲いているのも綺麗です。
May13_09.JPG

真っ赤な情熱のバラ、なぜかカルメンが口に銜えて踊るフラメンコが思い起こされます。
May13_08.JPG

これはバラというより牡丹のように見えます。
May13_06.JPG

黄色の原色のバラもいいものです。
May13_03.JPG

これは良く見かけるバラのようです。
May13_01.JPG

蕾も気品があります。
Apr21_16.JPG

白いバラの典型でしょうか。
Apr21_14.JPG

赤み掛かったオレンジ色のバラです。芯は黄色掛かっています。
Apr21_12.JPG

開くと黄色がたくさん見えてきて、違う種類のバラに見えます。
Apr21_09.JPG

大輪のバラもいいですが、小粒の花がたくさん集まっているバラも綺麗です。
Apr21_07.JPG

昭和記念公園のクロッカス [花鳥風月]

東京の西立川にある昭和記念公園には、いつ訪れてもなにかしらの花が咲いています。数年前の2月の花の少ない季節でしたが、クロッカスが咲いていました。地面からいきなり可愛い花がひょっこりと顔を出したような感じです。
Mar20030.JPG

つい最近まで、クロッカスのめしべの黄色い粉がサフランになるとばかり思っていました。料理に使うサフランはサフランの花のめしべだということを知りました。
Mar20009.JPG

幾つかの花がかたまって咲いています。これは黄色のクロッカスと紫のクロッカスが並んでいるところです。
Mar20014.JPG

これは紫色のクロッカスの中に黄色のクロッカスが一輪だけ混じっています。
Mar20013.JPG

白いクロッカスは初めて見ました。とてもきれいです。
Mar20012.JPG

サンシユの花も綺麗に咲いていました。
Mar20024.JPG

アップで撮ると結構複雑な花の構造をしていることが分かります。
Mar20017.JPG

これはマンサクの花です。
マンサク.JPG

この花も拡大してみると、独特の花弁の形をしています。
Mar20036.JPG

花の少ない季節に見る花は強烈なインパクト与えてくれます。

浄慶寺の梅 [花鳥風月]

一昨日の雪、昨日の雨と悪天候が続いていましたが、今日はうって変わった快晴でした。どこへ行こうかと考えて、柿生の浄慶寺に行くことにしました。柿生行きのバス時刻表を見ると次のバスまで一時間以上ありましたので、歩いて行くことにしました。自宅から歩いて40分くらいの距離です。

これが今朝の浄慶寺です。このお寺にはいつも季節の花が咲き乱れています。梅、桜、紫陽花、彼岸花、紅葉などが楽しめます。
DSC07144.JPG

本堂の横の山道を登ると紅梅、白梅が咲き乱れています。歩道にはまだ一昨日の雪が残っています。
DSC07156.JPG

紅梅をアップで撮っても綺麗です。
PICT0034.JPG

地蔵塔の脇から見える梅林も趣があります。
DSC07272.JPG

手水鉢の水も凍っています。氷の上には梅の花弁が数片落ちていました。太陽の光が氷に反射していました。
DSC07216.JPG

別のとことろにある手水鉢の水も凍っていました。でも、手水の落ちるところだけ氷が形成されず穴が開いています。
DSC07344.JPG

氷の穴を拡大してみました。面白い形をしています。
DSC07356.JPG

帰りに寺家を通ると、梅林もちょうど見頃でした。
PICT0068.JPG

紅梅、白梅も青空に映えていました。
PICT0086.JPG

その後、ムジナ池に行きました。前回のブログに載せた東屋へ行きました。なんと、東屋のすぐ横の桜の木にカワセミが止まっているのです。けっこう近くで撮影できました。こんなに大きく撮れたのは初めてです。
DSC07466.jpg

今日は最後にカワセミとの出会いがあり、とても気持ちのよい散歩になりました。

彼岸花いろいろ [花鳥風月]

彼岸花の季節になりました。毎年、秋の彼岸の頃に真っ赤な花を咲かせます。今年は夏が暑く残暑も長かったので、彼岸花の開花が大幅に遅れるだろうと思っていました。しかし、今日寺家に行ってみると、あちこちで芽が出ていました。彼岸の中日頃には見ごろを向かえそうです。

さて、2年前の秋に、青梅にある塩船観音寺に友人と彼岸花の撮影に出かけました。ここはつつじが有名ですが、彼岸花もたくさん咲いています。ここで撮影した後、近くにある吹上公園にも行きました。普段見かけるのは赤い彼岸花が多く、時折黄色の彼岸花を見かける程度ですが、ここでは、いろいろな色の彼岸花が咲いていました。

まずは、普通の彼岸花です。何処でも見かけるものです。こうしてアップで撮れば、どこの彼岸花も同じかも知れません。
Oct18#10.JPG

これは黄色の彼岸花です。この色は昭和記念公園でも見たことがあります。
PICT0446.JPG

これは、吹上公園に咲いていた薄いピンクの彼岸花です。この色は初めて見ました。
PICT0481.JPG

これはピンク色が薄く、少し黄色が混じっているような色です。
Oct18#22.JPG

も少し、ピンクが薄くなった花です。
PICT0397.JPG

さらに色が薄くなって白に近くなりました。
PICT0400.JPG

これは、ほとんど真っ白な彼岸花です。珍しいです。
PICT0473.JPG

富士見高原ゆりの里 [花鳥風月]

3年前の7月末、八ヶ岳山麓の富士見高原ゆりの里に友人と写真撮影に行きました。ここはスキーゲレンデや白樺林の中に約300万株の色とりどりのゆりが植えられています。山百合系のものがほとんどですが、百合にはこんなに種類があったのかと思いました。

入り口を入ると一面に黄色い百合の花が咲き乱れています。遠く八ヶ岳を望む絶好の場所にあります。
Aug01_15.JPG

スキーのリフトも動いていました。リフトに乗って下を見ると足元に百合が群生していました。
白樺林の中も百合でいっぱいです。白樺の幹の色と百合の派手な原色とが意外によく合います。
Aug02_25.JPG

下の3枚は色とりどりの百合の花です。チューリップの歌ではありませんが、赤、白、黄色です。
Aug02_21.JPG

Aug02_14.JPG

Aug01_33.JPG

その後、国立天文台野辺山宇宙電波観測所に行きました。以前に仕事の関係で何度か来たことがありましたので、懐かしくなって再訪しました。ここは八ヶ岳のすぐ麓にあり、直径45mの巨大な電波望遠鏡が宇宙のかなたを睨んでいます。その横に直径1mほどの可愛い電波望遠鏡が何十台も並んでいました。それと刈り取られて黒いビニールにくるまれた牧草の包の対比が面白かったので撮影しました。
Aug02_27.JPG

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。