寺家の冬

寺家の冬の景色は単調です。でもよく見て歩くと春の兆しがあります。
まだ冷え込みが厳しいので、今朝の大池は凍っていました。


寒さの中でも熊野神社への上り口に植えられた水仙は元気に花を咲かせています。ちょうど見頃をむかえていました。


居谷戸のほうに行ってみると蝋梅（ろうばい）が咲いていました。もうすでに見頃を少し過ぎていました。


でも、まだまだけっこう綺麗です。蝋梅とはよく付けた名前です。ほんとうに蝋細工で作られた花のように見えます。


居谷戸の竹やぶの近くでチチチッという鳥の声がしたので、あわててレンズをむけました。野鳥の名前はよく知りませんので、ネットで調べてみると、これはアオジのようです。冬は野鳥も少なくなります。春にはあれだけ大合唱していた野鳥たちは、いまどこでどう生きているのか、不思議です。


梅林に行ってみると、梅が咲き始めていました。他の公園の梅はもう満開に近いものもありますが、寺家の梅は少し遅咲きのようです。


いま寺家では、農業用水池の新池の改修工事が行われています。今日は護岸工事が行われていました。


池の周辺に石を積み上げてしっかりした護岸を作っていました。完成すれば綺麗な新池に生まれ変わると思いますが、カワセミがやって来て面食らうのではないかとちょっと心配です。


年度末が近づいてくると、あちこちで道路工事や水道工事など行われます。寺家も例外ではありません。今日は２カ所で工事が行われていました。


寺家は今がいちばん何もない季節です。でも、これから梅が咲き、桜が咲いて華やかな季節がやってきます。楽しみです。

コメント 3

GGIさん！相変わらず素晴らしい作品です。
by KEN (2011-01-15 20:05) 

この冬の寒さは例年より厳しくまだまだ続きそうですが、野辺を歩くと小さな花が咲き始めて春の兆しを感じるようになりましたね。当地でもアオジはいるようですが、意識して見たことがありません。よく見かけるのがヤマガラ・シジュウカラ・メジロなどです。葉の落ちた樹木の高い枝をチチチと飛び交っている小鳥が多くいますが、動きが速いのとお腹しか見えないので名前が分かりません。しかし、この時期がバードウオッチングするにはいい時期ですね。遊水池の水鳥は大きいし、動く範囲が限られているので、立ち止まって見入ってしまいます。鴨やカイツブリ・アオサギ・白鷺がいます。
by 六日のアヤメ (2011-01-16 09:14) 

たくさんのnice!ありがとうございます。
ＫＥＮさん、お褒めのコメントありがとうございます。
六日のアヤメさん、コメントありがとうございます。冬の真っ只中でも、よく見ると春の兆しはあるものですね。しばらくは寺家で春探しをやりたいと思います。

by GGI (2011-01-17 13:03)