水いろいろ [写真]

水は普段見慣れていますが、写真に撮ってみると意外な素顔を見せてくれることがあります。そんな水の写真を幾つか紹介します。

これは柿生の浄慶寺の入り口にある手水鉢です。冬の寒い日でしたので、柄杓も氷ついています。でも、この写真はどうということはありません。次の写真を説明するためのものです。
こんな手水鉢の水を拡大してみると・・・。
冬の手水鉢.JPG

こんなふうに滴と波紋の様子がはっきりと見えます。
水の音.JPG

さらにこれを拡大し、しかもシャッター速度を遅くして撮ると、水の跳ね具合が分かります。まるで川面に投げた石ころが飛び跳ねるように、水玉も飛び跳ねています。
水勢.JPG

これは西沢渓谷の川が小さな滝になって流れ落ちる様をスローシャッターで撮影したものです。水の流れが羽衣のようになりました。水の滑らかさが良く分かります。
秋の滑り台.JPG

次の3枚はみなとみらいの観覧車の明かりの映りこみです。以前のブログ「フォトアーカイブス(その2)」で示した写真と同じ場所です。
観覧車の光が変わるごとに、水の色は青くなったり・・・、
揺光6.JPG

ある時は赤くなり・・・、
揺光7.JPG

また、ある時は白くなります。
揺光3.JPG

これは乗鞍の番所大滝です。シャッター速度1/125秒で撮影しました。水の流れが細い糸のようになり、全体として大きな網のような感じになりました。
落差.JPG

でも、ゆっくりしたシャッター速度(1/8秒)で撮ると、同じ滝の水が白い布のように広がって見えます。
PICT0900.JPG

これは奥秩父の三十槌の氷柱(つらら)です。流れが凍ると、スローシャッターで撮った滝と同じような感じになります。
三十槌氷柱.JPG

まだまだ様々な水の様子がありますが、この辺で。
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六日のアヤメ

流れる水・落ちる水・さざ波等一瞬一瞬の水の動き・・・カメラの技術を駆使して撮ると肉眼で何気なく見ているのとは全然違って見えるのですね。その上撮り方によって一つの生命体のように感じられることもあります。以前にも書いたと思いますが、このように色々な撮影の仕方で紹介して下さる技術とセンスにただただ感心致します。

by 六日のアヤメ (2011-01-08 13:26) 

GGI

たくさんのnice!ありがとうございます。
六日のアヤメさん、お褒めのコメントありがとうございます。水はいろいろな形に変化しますね。見ていて飽きることがありませんね。
by GGI (2011-01-08 21:21) 

ヒロ

いつも訪問&niceありがとうございます。
また、遊びにきますね。

by ヒロ (2011-01-09 13:39) 

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