フォトアーカイブス(その12) [写真]

下町の話題に続き、下町の写真を集めました。

下町を歩いていると、いろいろなポスターを良く見かけます。政治家の写真はもちろん、歌手や芸人の写真も見かけます。下の写真もそうです。京島で見かけました。演歌歌手の神野美伽のポスターが入り口に堂々と掲載されています。これぞ下町の真骨頂という感じです。タイトルは「下町風情」。
下町風情.JPG

曳舟駅の改札を出たところにある動物病院の看板の上に一羽の鳩が止まっていました。まるで鳩がその動物病院まで案内してくれるかのような感じです。看板と鳩の組み合わせが面白く、シャッターを切りました。タイトルは、「私が案内鳩です」。
私が案内鳩です.JPG

同じく京橋で古い歯科医院を見つけました。実は、この建物の横にきれいな新築のビルが作られていて、歯科医院はそこに移転していました。しかし、もとの建物は趣があり、いかにも下町の歯医者さんが居そうな感じです。お医者さんの人格まで想像できそうな建物でしたので、写真に収めました。タイトルは、「下町の歯科医院」。
下町の歯科医.JPG

これは品川宿で撮影したポンプの写真です。うしろには京浜急行が走っています。おそらく、このポンプは長い間街の移り変わりを見てきたでしょう。おかみさん達の井戸端会議に何度も立ち会ったでしょう。タイトルは、演歌風に「時の流れを見つめて」。
時の流れを見つめて.JPG

北京の胡同ではありませんが、日本の下町も確実に少なくなって来ています。その理由は建物の老朽化です。空襲にも遭わず、戦前からある家はさすがに建て替えをせざるを得ないような状態のものが多くなっています。建て替える時は、新しいビルになったりしますので、下町の雰囲気は変わります。佃島の木蔭で仕舞屋風の建物を描いている人がいました。この家も何時まで残っているだろうかという思いで、絵筆を進めているように見えました。タイトルは、「郷愁のキャンパス」。
郷愁のキャンバス.JPG

同じ佃島を少し歩くと、古い下町の煙草屋があり、その通り一本向こうには新しいマンションが出来ていました。そこに昔ながらの移動商店が来て販売している組み合わせが面白かったので、撮影しました。タイトルは、「新旧のまち」。
新旧のまち.JPG
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六日のアヤメ

どの写真も懐かしく郷愁を誘ってくれますね。先代から生活している人々の思いと、私たちが時折訪れる目とは又違うと思いますが・・・最近は品川や深川などの下町を紹介する番組が多くよく視聴します。品川の古い井戸巡りを視たことがあります。その地域は今も古い井戸が庭や花壇の水まきなどに使われ、それにともない人々の交流もあるようでした。写真の切り取り方が縦と横を効果的に捉えていらっしゃって流石ですね。
by 六日のアヤメ (2010-09-18 08:45) 

GGI

kobuさん、nice!ありがとうございました。
六日のアヤメさん、コメントありがとうございました。今回載せた写真の最後の2枚をみると、いずれ下町そのものがなくなってしまうのかなという寂しさを覚えます。小数家族の気軽さと、人情社会の暖かさのどちらをとるかという二者択一を迫られたとき、前者をとってマンション暮らしする人のほうが多いということでしょうね。
by GGI (2010-09-18 10:19) 

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