寺家のトラの尾

一週間ぶりに寺家に行くと、緑の濃さ、早苗の生長、カイツブリの成長、折々の季節の花の開花など、季節の移り変わり、時間の流れがはっきりと分かります。
今日の寺家は雨模様でしたので、傘を持参で出かけました。田圃の脇のアジサイがちょうど見ごろを迎えていました。


あちこちの木立の根元にトラの尾が咲き始めていました。毎年同じ場所、同じ季節に咲いてくれます。寺家にはこのような花がたくさんあります。もうしばらくすると山百合が咲きます。人工的に植えたものではなく、自生した植物は趣があります。


トラの尾は正式には岡虎の尾というそうですが、アップで撮ってもなかなかきれいな花です。


今日の大池にはおたまじゃくしがたくさんいました。あの「モー！」と鳴くウシガエルのおたまじゃくしです。7-8センチくらいあります。おたまじゃくしの時から大きいです。


その横に親のようなウシガエルがいましたが、まだ幼さが残っており、今年生まれてやっと尻尾がなくなったウシガエルのようです。


もうしばらくすると、大池のあちらこちらで、「モー！」という鳴き声が聞こえそうです。

コメント 2

　梅雨時は外出はひかえがちですが、この時期の花はけなげでしっとりして心が和みます。トラノオは高尾山・四季の森公園・寺家などで見ましたが、おっしゃるように、自然に咲いているのがいいですね。オカトラノオは穂の先が細くなり、垂れ下がっているのがゆかしい気がします。エゾトラノオは利尻山を登った時に・イブキトラノオは伊吹山に行った時に他の高山植物と一緒にびっしりと咲いていて、まっすぐに伸びています。
トラノオとショウマの区別がつかなかったですが、どうも葉の形が違うようです。
by 六日のアヤメ (2010-06-27 08:51) 

kobuさん、nice!ありがとうございます。
六日のアヤメさん、コメントありがとうございます。トラの尾はいろいろな種類があるようですが、いずれも形がいいですね。寺家のトラの尾はこれからさらに花が増えます。楽しみです。
by GGI (2010-06-27 18:06)