竹細工とインドアプレーンの作品合同展示 [竹細工]

今年も田園都市線藤が丘駅近くの藤が丘地区センターでセンター祭りが開催されました。
その一環として、藤が丘インドアプレーンクラブ(FIPC)と藤が丘バンブーウェア(FBW)は、合同で10月27日(日)から11月9日(土)までの2週間作品展示を行いました。すでにKOBUさんのブログでも掲載されており重複しますが、私のほうからも展示の様子をお伝えします。

FIPCは藤が丘地区センターの体育館で月2回ほど模型飛行機を飛ばして楽しんでいます。模型飛行機の重さは、大きさによりますが0.5グラムから3グラム程度です。滞空時間を競います。ここの体育館ではせいぜい10分程度ですが、天井の高い体育館での競技会では15分以上の記録が出ます。

FBWは2年半前にFIPCのKENさんを師匠にして始めた竹細工クラブです。現在9名がそれぞれ好き勝手に目標を決めて竹細工を楽しんでいます。

昨年までは、展示ケースの右半分に飛行機を、左半分に竹細工を並べただけでした。今年は新しくFBWに入会したSさんが展示レイアウトを考えてくれました。そういうセンスのある人が展示すると雰囲気がだいぶ違ってきます。

展示の全体です。飛行機と竹細工は入り混じって展示しています。上下の仕切り棚も単純に横一列に並べるのではなく、違い棚にしました。展示ケースを3つのブロックに分けて、それぞれのブロックを一つのコンセプトで纏めています。
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展示ケースの左側1/3部分の展示です。コンセプトは「夏の思い出」です。海や山へ出かけた時の思い出が詰まっているようなレイアウトです。
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これは竹細工の手提げ籠です。女性に人気があります。左側がSさんの作品で右側がNさんの作品です。いずれも籠の内側は布で巾着袋作りになっており、内容物が飛び出さないようになっています。
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これはKENさんが作った野球帽です。とても風通しが良く、趣味の菜園作りの時には重宝しているそうです。
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これは私が作った六角パネルです。初めは色紙掛けにしようと思いましたが、適当な色紙がないので時計ユニットを付けました。でも針を付けてみると、針の色と竹細工の色がほとんど同じで、ちょっと見ただけでは時計と分かりません。これはこれで逆に面白いかなと思いました。タイトルをつけるとすれば、「控え目な時計」です。それであえて文字盤も付けていません。
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夏休みに遊びに出かけた時に頭上を飛んでいた飛行機のイメージで、IさんとAさんの小型機を配置しました。
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真ん中1/3の部分の展示です。コンセプトは「書斎兼遊び場」です。ところ狭しといろいろなものが並べられていますが、ここの主人は物書きしながら合間に玩具で遊ぶのが好きな人のようです。
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下の段には竹細工の籠やパネルだけでなく、いろいろな玩具や模型飛行機が並んでいます。
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上の段は書斎のイメージです。私の作った写真立てが置かれています。
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書斎の上には、KOBUさんの作ったパネルが吊るされています。パネルにはKOBUさんの名前の一文字が織り込んであり、その下の一輪挿しが一体になっています。
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右1/3の部分のコンセプトは「茶室のイメージ」です。棚の上には3機の模型飛行機が並んでいます。
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竹細工にしては大型の屏風が飾られています。KENさんの大作です。
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これは、Tさんが作った幅50㎝の飛行機です。本体重量が1.3グラム程度で、ゴムを付けても1円玉2枚(2グラム)とバランスしている様子を示しています。
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これは私が作った角胴機です。まだ上手く飛行していませんが、今後改良を目指します。
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模型飛行機にしろ、竹細工にしろ、作り手が思い思いに好きなものを作って楽しんでいます。一つ仕上げると次の構想を練ります。何を作ろうか、あれでもない、これでも不満だと思いながら、あれこれ考えるのはたいへん楽しい時間です。

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