趣味の炭焼き [早野]
早野の炭焼き小屋では、今年も年明けから里山ボランティアグループの人たちによる炭焼きが行われました。炭焼き窯に詰めた炭の原木に火を付けてから、焼き上がった炭の窯出しまで1週間かかります。今年は6回の炭焼きが行われました。
2月の雪の日にも活動は休まず行われました。炭焼き小屋の横にブルーシートを張って炭の窯出しが行われました。
雪の中での作業はたいへんです。
それでも窯からは出来上がった炭がどんどん運び出されます。
このようにして今年も順調に炭焼きが行われました。そして最後の6回目の窯では、本来のコナラやシラカシの炭のほかに、竹炭も焼かれました。さらに、希望するメンバーは「炭焼き(すみやき)」ならぬ「趣味焼き(しゅみやき)」として好きな材料を選んで炭にすることが出来ます。私はボランティアのメンバーではありませんが、「一斗缶分のスペースをあげるから、好きなものを選んで炭焼きしていいよ」と言って貰いました。そこでいろいろ考えて、いくつかの材料を選びました。それがこの写真です。竹のほかに、竹細工の籠、竹トンボ、そして瓢箪、エリンギ、バナナ、蓮根、ニンニク、アメリカ楓(紅葉葉楓)の実を選びました。無事に炭になるかどうか全く自信のない材料がいくつか含まれています。これらを左側の一斗缶に詰め込みました。
他のボランティアの人たちが材料を選んで詰めた一斗缶と一緒に窯入れを待っています。人工衛星が宇宙ロケットに積み込まれるのを待っているような心境です。
いよいよ窯に入れられました。里山ボランティア副会長のKさんが窯の中の様子を撮影してくれました。一斗缶の間にも木を詰めて、十分に火が回るように配慮されています。
点火されました。
1週間後にほかの炭と一緒に窯出しされました。すぐにも開けたかったのですが、現地で開けると繊細な形の炭を持ち帰るのがたいへんなので、自宅に缶ごとそっと持ち帰りました。大気圏に突入して帰還した宇宙カプセルのような感じです。この蓋を開けるのは玉手箱を開ける気分です。
開けた瞬間です。煙は出ませんでした(笑)。アルミホイルに包んだ材料が見えます。
せっかく炭になった材料が壊れないように、アルミホイルをピンセットで丁寧に剥がしていきました。中から期待したような炭が現れると、「お~!」と叫びたくなるほど感激しました。その一つがこの瓢箪です。黒光りする見事な仕上がりになりました。
竹細工仲間のKOBUさんが作った竹籠です。3㎜幅の細い竹なのでバラバラになるだろうと思っていましたが、原型を留めています。でも、ちょっと強く触るとパラパラと散りそうです。
竹筒も綺麗な炭になっています。
竹トンボです。羽根も軸も少し曲がりましたが大丈夫でした。
これはよく街路樹に植えてあるアメリカ楓の実です。表面のトゲトゲもそのまま炭になって残っています。左下には比較のため焼く前の楓の実を置いてあります。
蓮根です。そのままの形で炭になりました。
その他いろいろです。左上から、蓮根、エリンギ、ニンニク(丸ごと)です。右端はニンニク一粒です。芽が出始めていましたが、そのまま炭になっています。そして下にあるのがバナナです。エリンギはもとの大きさの1/3くらいに小さくなり、バナナも小さくなって表面にブツブツができています。まるで小さな胡瓜のようです。
今回窯入れした材料は全て炭になりました。でも思い通りに炭になったものもあれば、ちょっと期待外れのものもありました。インテリアとして飾るのに相応しいものは限られています。また機会があれば、今回の経験を踏まえて材料選びをしたいと思います。
2月の雪の日にも活動は休まず行われました。炭焼き小屋の横にブルーシートを張って炭の窯出しが行われました。
雪の中での作業はたいへんです。
それでも窯からは出来上がった炭がどんどん運び出されます。
このようにして今年も順調に炭焼きが行われました。そして最後の6回目の窯では、本来のコナラやシラカシの炭のほかに、竹炭も焼かれました。さらに、希望するメンバーは「炭焼き(すみやき)」ならぬ「趣味焼き(しゅみやき)」として好きな材料を選んで炭にすることが出来ます。私はボランティアのメンバーではありませんが、「一斗缶分のスペースをあげるから、好きなものを選んで炭焼きしていいよ」と言って貰いました。そこでいろいろ考えて、いくつかの材料を選びました。それがこの写真です。竹のほかに、竹細工の籠、竹トンボ、そして瓢箪、エリンギ、バナナ、蓮根、ニンニク、アメリカ楓(紅葉葉楓)の実を選びました。無事に炭になるかどうか全く自信のない材料がいくつか含まれています。これらを左側の一斗缶に詰め込みました。
他のボランティアの人たちが材料を選んで詰めた一斗缶と一緒に窯入れを待っています。人工衛星が宇宙ロケットに積み込まれるのを待っているような心境です。
いよいよ窯に入れられました。里山ボランティア副会長のKさんが窯の中の様子を撮影してくれました。一斗缶の間にも木を詰めて、十分に火が回るように配慮されています。
点火されました。
1週間後にほかの炭と一緒に窯出しされました。すぐにも開けたかったのですが、現地で開けると繊細な形の炭を持ち帰るのがたいへんなので、自宅に缶ごとそっと持ち帰りました。大気圏に突入して帰還した宇宙カプセルのような感じです。この蓋を開けるのは玉手箱を開ける気分です。
開けた瞬間です。煙は出ませんでした(笑)。アルミホイルに包んだ材料が見えます。
せっかく炭になった材料が壊れないように、アルミホイルをピンセットで丁寧に剥がしていきました。中から期待したような炭が現れると、「お~!」と叫びたくなるほど感激しました。その一つがこの瓢箪です。黒光りする見事な仕上がりになりました。
竹細工仲間のKOBUさんが作った竹籠です。3㎜幅の細い竹なのでバラバラになるだろうと思っていましたが、原型を留めています。でも、ちょっと強く触るとパラパラと散りそうです。
竹筒も綺麗な炭になっています。
竹トンボです。羽根も軸も少し曲がりましたが大丈夫でした。
これはよく街路樹に植えてあるアメリカ楓の実です。表面のトゲトゲもそのまま炭になって残っています。左下には比較のため焼く前の楓の実を置いてあります。
蓮根です。そのままの形で炭になりました。
その他いろいろです。左上から、蓮根、エリンギ、ニンニク(丸ごと)です。右端はニンニク一粒です。芽が出始めていましたが、そのまま炭になっています。そして下にあるのがバナナです。エリンギはもとの大きさの1/3くらいに小さくなり、バナナも小さくなって表面にブツブツができています。まるで小さな胡瓜のようです。
今回窯入れした材料は全て炭になりました。でも思い通りに炭になったものもあれば、ちょっと期待外れのものもありました。インテリアとして飾るのに相応しいものは限られています。また機会があれば、今回の経験を踏まえて材料選びをしたいと思います。
2014-03-11 08:01
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コメント(14)
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雪の中での窯出しは大変でしたね。お疲れ様でした。
一斗缶で焼いたらなんでも墨になっちゃうのは面白いですね。
やって見たくなります。
by 旅爺さん (2014-03-11 17:30)
これって まさに たまてばこ!
(^O^) ヤッテミテー!
by チングルマ (2014-03-11 19:46)
瓢箪の炭がキレイですね^^
by 風来鶏 (2014-03-11 19:57)
こんばんは^^
面白い試みですね。にんにくの炭・・・どんな味かしら。食べられないですね^^
by mimimomo (2014-03-11 21:06)
ひょうたんが綺麗ですね。
by mamii (2014-03-11 21:12)
こんなに綺麗に炭になるんですね。
玄関や床の間とかに飾りたいです^^
by みずき (2014-03-11 23:07)
ほんとヒョウタンはつやつやと見事ですね。レンコンなども面白いです。
by yuzuhane (2014-03-11 23:49)
蓮根、エリンギなんとバナナまで炭になるんですね。
驚きです!!
by がり (2014-03-12 01:10)
たくさんのnice!とコメントありがとうございます。
旅爺さん、こんなになんでも炭になるとは思いませんでした。来年、またチャンスがあればもっといろいろ試してみたいです。
チングルマさん、まさしく玉手箱を開ける気分でした。ワクワク気分でしたよ。
風来鶏さん、瓢箪が一番原型を留めたまま炭になっていましたね。大きさもほとんど縮んでいませんでした。
mimimomoさん、ニンニクの芽まで炭になるとは思いませんでした。でも、残念ながら食べられないでしょうね(笑)
mamiiさん、瓢箪はいちばん綺麗に焼けて炭になりました。もともと水分の少ないものが良いようですね。
みずきさん、インテリアとしても綺麗ですよ。炭が欠けないように、表面に透明ニスを塗ろうかと思います。
yuzuhaneさん、蓮根のように元の形が面白いものは炭になっても楽しいですね。
がりさん、エリンギが一番縮みました。水分の多い材料ほど小さくなりますね。
by GGI (2014-03-12 08:19)
こんな炭もあるのですねぇ
アメリカ楓の実の炭、飾りたいなぁ
蓮も素敵ですね^^
by さる1号 (2014-03-12 08:39)
瓢箪が綺麗にできあがりましたね。
蓮根もおもしろいですね^^
by 美美 (2014-03-12 17:08)
さる1号さん、アメリカ楓の実や毬栗など、棘のあるものを炭にするのは面白いですね。
美美さん、瓢箪が一番うまくできました。蓮根、エリンギやニンニクなどが炭になるのか半信半疑でしたが、どれも炭になりました。面白いです。
by GGI (2014-03-12 18:11)
当地でも炭焼きグループがあり、いただいたものがあります。やはり「もみじばふう」はアクセサリーになりそうですね。それにレンコンなど、
かざりにもなるし、湿気とりや匂い消しにもなるようでトイレや台所などにおいています。
それにしても瓢箪見事ですね。有名な陶芸家もかないませんよ!!
by 六日のアヤメ (2014-03-13 06:27)
六日のアヤメさん、どんなものも炭にできることが分かりましたので、次回はもっといろいろなものを試してみたいです。ドライフラワーなども面白いかも。
by GGI (2014-03-13 11:02)