寺家の大房藻 [寺家(じけ)]
このところ、寺家の天気は曇りや雨の日が多く、爽やかな秋晴れはありません。この日も時折雨がぱらついていました。
でも、雨の寺家もいいものです。草木もしっとりとしていて、全体に物静かで落ち着いた景色になります。こんな日は小鳥のさえずりもハイキーではなく、おっとりと聞こえるのは気のせいでしょうか。
畦道を歩いていると、田圃の隅に何やら見たことのない植物が繁茂していました。
少し近付いて上から撮ると、どこかの深い森の上をヘリコプターで飛んでいるような写真になりました。
ぐっと近付いて、マクロレンズを使ってアップで撮るととても綺麗です。葉脈の一つひとつの先に水滴を付けています。とてもドレッシーな装いです。
今度は、カメラの絞りをぐっと絞って露出不足の状態でストロボ撮影すると、水滴からの光の反射だけが強調されます。まるで星座を見ているようです。
この植物の名前は大房藻(オオフサモ)というブラジル原産の外来種だそうです。近くで写真を撮っている人から教えてもらいました。「こいつは繁殖力が強くてね、去年はほんの少しだったのに、今年はこんなに増えているよ。来年は田圃一面に広がるよ」といって心配していました。地下茎で伸びるため駆除するのがたいへんだそうです。
前のブログにも書きましたが、これからの寺家は冬を迎えると単調な景色になり、見るべき花もありません。でもまだこの季節は探せばいろいろな花が咲いています。
こんな花が咲いていました。でも名前が分かりません。背丈は10cmくらいの小さな花です。どなたかご存知であれば教えてください。
これもなんだか分かりません。何かの花の実ですが、とても色が綺麗です。もとはどんな花だったのでしょうか。
これも綺麗な木の実です。直径1cmほどのオレンジ色の実がたくさん生っていました。
切り株には毒々しい色の茸が生えていました。ちょっと触ってみると、煎餅のように固くなっていました。
畑の隅に植えられた菊が満開でした。黄色と紅色の菊の組み合わせがとても綺麗です。
椿も咲いています。紅白の椿の組み合わせもいいですね。
藪の中を覗くと紅葉した小さな葉っぱがありました。「もうすぐ冬が来るよ〜」と教えてくれています。
今年の春に芽生えた幼生の木です。葉っぱは紅葉していますが、小さな花を咲かせていました。けなげな感じです。
この柿木は実がほとんど収穫されていますが、名残り柿が数個ぶら下がっていました。
これは花梨の実です。一本の幹に集中して実がなっていました。カリン酒がたくさん作れそうです。
皇帝ダリアも咲いていました。ここ数年あちこちで見かけるようになりました。ダリアの向こうにはまだ柿の実がたくさんなっています。
冬が来るまであと少しですが、まだまだ探せばいろいろな花や実そして綺麗な紅葉が見つけられそうです。
でも、雨の寺家もいいものです。草木もしっとりとしていて、全体に物静かで落ち着いた景色になります。こんな日は小鳥のさえずりもハイキーではなく、おっとりと聞こえるのは気のせいでしょうか。
畦道を歩いていると、田圃の隅に何やら見たことのない植物が繁茂していました。
少し近付いて上から撮ると、どこかの深い森の上をヘリコプターで飛んでいるような写真になりました。
ぐっと近付いて、マクロレンズを使ってアップで撮るととても綺麗です。葉脈の一つひとつの先に水滴を付けています。とてもドレッシーな装いです。
今度は、カメラの絞りをぐっと絞って露出不足の状態でストロボ撮影すると、水滴からの光の反射だけが強調されます。まるで星座を見ているようです。
この植物の名前は大房藻(オオフサモ)というブラジル原産の外来種だそうです。近くで写真を撮っている人から教えてもらいました。「こいつは繁殖力が強くてね、去年はほんの少しだったのに、今年はこんなに増えているよ。来年は田圃一面に広がるよ」といって心配していました。地下茎で伸びるため駆除するのがたいへんだそうです。
前のブログにも書きましたが、これからの寺家は冬を迎えると単調な景色になり、見るべき花もありません。でもまだこの季節は探せばいろいろな花が咲いています。
こんな花が咲いていました。でも名前が分かりません。背丈は10cmくらいの小さな花です。どなたかご存知であれば教えてください。
これもなんだか分かりません。何かの花の実ですが、とても色が綺麗です。もとはどんな花だったのでしょうか。
これも綺麗な木の実です。直径1cmほどのオレンジ色の実がたくさん生っていました。
切り株には毒々しい色の茸が生えていました。ちょっと触ってみると、煎餅のように固くなっていました。
畑の隅に植えられた菊が満開でした。黄色と紅色の菊の組み合わせがとても綺麗です。
椿も咲いています。紅白の椿の組み合わせもいいですね。
藪の中を覗くと紅葉した小さな葉っぱがありました。「もうすぐ冬が来るよ〜」と教えてくれています。
今年の春に芽生えた幼生の木です。葉っぱは紅葉していますが、小さな花を咲かせていました。けなげな感じです。
この柿木は実がほとんど収穫されていますが、名残り柿が数個ぶら下がっていました。
これは花梨の実です。一本の幹に集中して実がなっていました。カリン酒がたくさん作れそうです。
皇帝ダリアも咲いていました。ここ数年あちこちで見かけるようになりました。ダリアの向こうにはまだ柿の実がたくさんなっています。
冬が来るまであと少しですが、まだまだ探せばいろいろな花や実そして綺麗な紅葉が見つけられそうです。
2011-11-11 13:27
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コメント(9)
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今日は全国的に曇りか雨ですね。
色んな珍しいものに出合いましたね。
コウテイダリアの現物は昨日植物園で始めて見ました。
by 旅爺さん (2011-11-11 14:07)
寺家の美しい景色やお花などの写真をお見せいただき有難うございます。
最初の花はトレニアだと思います。
おそらくこぼれ種から咲いたのでしょう。
by 青い鳥 (2011-11-11 18:01)
たくさんのnice!ありがとうございます。
旅爺さん、コメントありがとうございます。寺家にも探すとまだいろいろありそうです。
青い鳥さん、コメントありがとうございます。確かにトレニアですね。ネットの写真をみて確認しました。これは栽培種のこぼれ種から咲いたのですね。それでも寺家の雰囲気を壊すことなく、楚々として咲いていましたよ。
by GGI (2011-11-12 13:47)
1枚目の写真は最も寺家らしい雰囲気が感じられ心が引かれます。近くに住み毎週のように歩かれ、日々変化してゆく自然を観察されているGGIさんならではの作品ですね。私は年に数度天気のいい日しか行きませんので、「あら、何もないわ!」と帰ってきそうです。寺家をこよなく愛する気持ちとカメラの目で撮られていらっしゃるから、このようないい作品になるのでしょう。
by 六日のアヤメ (2011-11-14 07:33)
六日のアヤメさん、コメントありがとうございます。晴れた時の寺家ももちろんきれいですが、雨の寺家も趣がありますね。とくに雨上がりの靄がかけた雰囲気はいいですね。
by GGI (2011-11-14 20:54)
こんにちは
暖かい日が続いていましたが、これから気温が落ちるそうなので、注意ですね。寺家の自然、お天気が悪くても、素敵です。
園芸種のトレニアはどこからのこぼれダネなんでしょうね。
外来種の草は頑強で、なかなか駆除できないかもしれません。
抜いておきたい気持になりますね。
by hidens (2011-11-15 12:35)
hidensさん、コメントありがとうございます。そうですね、これからは寒くなります。寒いのは嫌いですが、でも寒くなると寺家の紅葉が進むので楽しみでもあります。
by GGI (2011-11-15 23:59)
紫の小さい花はトレニアですね。夏すみれ、花売り花とも。
紫の鞘は大きさがわからないですね。次の赤い実はヒヨドリジョウゴ。
すっかり初冬ですね。
by 春分 (2011-11-20 09:51)
春分さん、いろいろ教えていただきありがとうございます。紫色の鞘は長さが4-5センチくらいです。中には6-7ミリの黒い皮を被った種が入っています。皮を剥くと中身は大豆のような黄色でした。
by GGI (2011-11-20 21:09)