寺家の晩秋 [寺家(じけ)]
寺家の田圃の稲刈りがすべて終わると、秋も終わりに近づいたという実感があります。先日の寺家では、ほとんどの田圃で稲刈りが済んでいました。あと数軒の農家の田圃が残されているだけでした。
ほとんどの田圃がこんな感じです。刈り取った稲をはさがけに逆さにかけて、天日干ししています。
稲穂を摘み取った残りの藁は三角帽子のような格好に束ねて田圃に干しているところもあります。乾燥させて来年の肥料に使ったり、霜よけなどに利用するそうです。
まだ辛うじて残っている田圃に夕日が当たっていました。まさしく稲穂が黄金色に輝いていました。写真ではいま一つその感じが表現できませんが、実物はきらきら輝いていました。
西の空をみると、夕焼け空に面白い形の雲が輝いていました。雲間からの太陽の光芒も見えました。
以前のブログ「寺家で一番小さな田圃」のその後をお伝えします。この田圃の持ち主は、稲を植えた後全く手入れをしていませんので、草ぼうぼうになってしまいました。お米が実ってはいますが、ほんの僅かです。脱穀したら一合にもならないでしょう。残念な結果です。
もう一月近く前になりますが、いつも私のブログにコメントをくれる六日のアヤメさんからメールが来て、寺家に行ってナンバンギセルを見つけたという情報を貰いました。教えられた場所(熊野神社からむじな池に向かう途中)に行ってみると、ありました。ちょうど見ごろで、紫色の綺麗な花を咲かせていました。私はナンバンギセルを初めて見ました。
これは蕎麦の花です。青山亭の下の道路わきの畑に栽培されていました。
いま寺家の水車小屋の前には子供たちが植えたコスモスが咲いています。
四季の家のハナミズキの赤い実も綺麗です。
鴨志田中学校のフェンスの際にどんぐりの木があります。毎年今頃になるとどんぐりの実の出来具合を見て楽しんでいますが、今年はたくさん実を付けました。ここのどんぐりはまだ青く、ほかのどんぐりより晩生のようです。
クサギの木の実もたくさんありました。青紫色の実を赤紫の五弁の額が包んでいます。やがてこの実は黒くなります。
以前のブログ「寺家の巨大カボチャ」で大きなカボチャを紹介しましたが、今年も収穫されていました。大きなカボチャが4個、畑の横に置いてありました。このカボチャにハロウインの彫刻をしたら楽しそうです。
三輪町の田圃のほうに行くと、シラサギが一生懸命餌を探していました。私が近寄っても無視してエサ取りに夢中になっていました。見ていると、結構いろいろな生き物がいるようで頻繁にエサを呑み込んでいました。
そこへアオサギもやってきました。シラサギとアオサギが仲良くエサ探しをしていましたが、そのうちアオサギは飛び去って行きました。
寺家に戻ると大池にカワセミがいました。大池の水門のコンクリートの上です。写真の背景はあまりよくありませんが、ちょうど飛び去るところを連写できました。
さらに季節が進んで冬が来ると、雪でも降らないかぎり寺家は単調な景色になってしまいます。でも青山亭の紅葉の時期まで、もうしばらくは寺家の動植物を楽しめそうです。
ほとんどの田圃がこんな感じです。刈り取った稲をはさがけに逆さにかけて、天日干ししています。
稲穂を摘み取った残りの藁は三角帽子のような格好に束ねて田圃に干しているところもあります。乾燥させて来年の肥料に使ったり、霜よけなどに利用するそうです。
まだ辛うじて残っている田圃に夕日が当たっていました。まさしく稲穂が黄金色に輝いていました。写真ではいま一つその感じが表現できませんが、実物はきらきら輝いていました。
西の空をみると、夕焼け空に面白い形の雲が輝いていました。雲間からの太陽の光芒も見えました。
以前のブログ「寺家で一番小さな田圃」のその後をお伝えします。この田圃の持ち主は、稲を植えた後全く手入れをしていませんので、草ぼうぼうになってしまいました。お米が実ってはいますが、ほんの僅かです。脱穀したら一合にもならないでしょう。残念な結果です。
もう一月近く前になりますが、いつも私のブログにコメントをくれる六日のアヤメさんからメールが来て、寺家に行ってナンバンギセルを見つけたという情報を貰いました。教えられた場所(熊野神社からむじな池に向かう途中)に行ってみると、ありました。ちょうど見ごろで、紫色の綺麗な花を咲かせていました。私はナンバンギセルを初めて見ました。
これは蕎麦の花です。青山亭の下の道路わきの畑に栽培されていました。
いま寺家の水車小屋の前には子供たちが植えたコスモスが咲いています。
四季の家のハナミズキの赤い実も綺麗です。
鴨志田中学校のフェンスの際にどんぐりの木があります。毎年今頃になるとどんぐりの実の出来具合を見て楽しんでいますが、今年はたくさん実を付けました。ここのどんぐりはまだ青く、ほかのどんぐりより晩生のようです。
クサギの木の実もたくさんありました。青紫色の実を赤紫の五弁の額が包んでいます。やがてこの実は黒くなります。
以前のブログ「寺家の巨大カボチャ」で大きなカボチャを紹介しましたが、今年も収穫されていました。大きなカボチャが4個、畑の横に置いてありました。このカボチャにハロウインの彫刻をしたら楽しそうです。
三輪町の田圃のほうに行くと、シラサギが一生懸命餌を探していました。私が近寄っても無視してエサ取りに夢中になっていました。見ていると、結構いろいろな生き物がいるようで頻繁にエサを呑み込んでいました。
そこへアオサギもやってきました。シラサギとアオサギが仲良くエサ探しをしていましたが、そのうちアオサギは飛び去って行きました。
寺家に戻ると大池にカワセミがいました。大池の水門のコンクリートの上です。写真の背景はあまりよくありませんが、ちょうど飛び去るところを連写できました。
さらに季節が進んで冬が来ると、雪でも降らないかぎり寺家は単調な景色になってしまいます。でも青山亭の紅葉の時期まで、もうしばらくは寺家の動植物を楽しめそうです。
2011-10-25 00:03
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コメント(6)
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寺家の様子が手に取るようにわかりました。
もうすぐ紅葉の時期ですね^^
紅く彩られた寺家はどんななんでしょう?
それまでも色々と楽しませてくれそうですね。
by カワセミ (2011-10-25 18:05)
田んぼの風景、蕎麦の花、どんぐり・・・懐かしいものの画像を拝見させて頂き
有難うございました。
サギやカワセミも目にする事が出来る、羨ましいです。
by 青い鳥 (2011-10-25 19:02)
秋!あき!!・・・満載で嬉しいですね。ナンバンギセルを初めて見たのは、26年前自宅の近くの野山を散策中見つけました。それ以来同じ所を歩いても見つけられませんでした。今回は見つける事ができたのは、大きな高級なカメラで、地べたに這いつくばって撮っていられる方がいたのに偶然であったのです。しばらく待って覗いてみると、ナンバンギセルが咲いていたので小躍りしました。デジカメで何枚か撮ったのですが、ブレばかりで翌日も撮りに行きましたが、GGIさんのようには撮れませんでした。カワセミの連続写真はかえって動画よりも一瞬の動き、微かな羽の音なども感じられ素敵ですね。夕暮れの田圃の藁ずみ・鷺・・・他一度に見るのはもったいないような気がします・・・・
by 六日のアヤメ (2011-10-26 05:12)
おはようございます。
寺家の秋、歩いたらやっぱり楽しそうです。
その大きなかぼちゃに被せた帽子が大きさを教えてくれて、すごく楽しげです。小さな田んぼは収獲は残念でしたね。
野鳥がきたり、鳥好きさんにもたまらないスポットなのでしょう。
私もまた歩きに行ってみたいと思います。
by hidens (2011-10-26 10:07)
ナンバンキセル未だ咲いてましたか。そちらの田んぼも天日干し、良い光景ですね。
by めもてる (2011-10-26 11:26)
たくさんのnice!ありがとうございます。
カワセミさん、コメントありがとうございます。寺家のもみじが真っ赤になるのは2か所です。むじな池から熊野谷戸へ抜ける切通を下ったところにもみじが植わっています。それともう一つは青山亭の庭です。ここはとても綺麗です。
青い鳥さん、コメントありがとうございます。カワセミやサギに出会えた日は一日心ウキウキ楽しく暮らせますね。自然の営みはありがたいですね。
六日のアヤメさん、コメントありがとうございます。来年はナンバンギセル発見一番乗りを目指します。
hidensさん、コメントありがとうございます。小さな田圃は期待して寺家に行くたびに残念な気持ちになりました。私に任せてくれたら、草取りくらいやれたのにと思いました。でも、寺家はいろいろ楽しめます。ぜひまた寺家にお出かけ下さい。
めもてるさん、コメントありがとうございます。ナンバンギセルは初めて見ましたが、一か所に結構たくさんの株が植わっていました。
by GGI (2011-10-26 20:52)