竹細工仲間の作品(Ⅱ) [竹細工]

久しぶりに竹細工の話題です。

約2年半前に、藤が丘地区センターで竹細工クラブを立ち上げて以来、みんな楽しみながらいろいろな種類の竹細工作りに励んでいます。クラブ名は藤が丘バンブーウェア(FBW)です。指導者は20年以上の竹細工経験のあるKENさんです。インドアプレーン仲間のKENさんを師匠にして、藤が丘地区センターの工芸室を借りて月2回(1回6時間)開催しています。現在KENさんのもとで8人の弟子が学んでいます。

以前にも「竹細工仲間の作品」を紹介しましたが、今回はその後の作品をいくつかご紹介します。

まず、師匠のKENさんの作品です。これは麻の葉編みで作った浅かごです。青竹のアクセントが効いています。果物を盛り付けたり、お茶菓子を乗せたりして使います。
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これは漆塗りの箱の窓に竹細工を仕込みました。漆もKENさん自身が塗ったものです。
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中に何を入れるかはそれぞれですが、KENさんらしく九谷焼の徳利が出て来ました。
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これは網代編みで作った花かごです。
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次はKOBUさんの作品です。KOBUさんはとても器用な人で、短期間にいろいろな技術を習得して数々の魅力的な作品を手がけています。今ではKENさんの師範代のような役割をしています。
これは六つ目菊編みで作った果物かごです。果物がより美味しく感じられます。
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これもKOBUさんの作品です。インドアプレーンを入れる格納箱に貼り付けるためのネームプレートです。藤が丘インドアプレーンクラブ(FIPC)の文字を、網代編みで浮かび上がらせています。
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これは青山さんが八つ目編みで作った色紙掛です。竹細工の裏に和紙が貼り付けられています。
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これも青山さんの作品です。花瓶などを乗せるための敷板です。青竹、白竹、表面焦がし竹の3種類の色をうまく使った網代編みで仕上げています。
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これは斉藤さんの作品の手提げです。挿し六つ目編みで作ったかごに取手を付けて、中に入れるものを保護するために布地でカバーされています。
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これは長澤さんが作った手提げです。網代編みで作ったかごをもとに仕上げています。
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これも長澤さんの作品の花かごです。内側から編み上げて外に折り返す高度な技術で編み上げられています。
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これも長澤さんが作ったトンボです。ヤジロベエ(弥次郎兵衛)の原理でバランスされているトンボが4匹、細い竹の先に止まっています。
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これは今年入会した須崎さんが初めて作った作品です。取手付きのかごです。
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これは私の作品です。以前のブログで「文箱」や「マガジンラック」をご紹介しましたが、今回は写真立てを作りました。小さな屏風の構造で、裏表両側が使えるようにしました。横位置のLサイズ写真を4枚ずつ裏と表に貼ることができます。表は六つ目菊編みで作りました。
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裏は挿し六つ目編みです。
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蝶番は屏風の表装技術を使ってどちら向きにも曲げられるようにしました。
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まだまだ作品がありますが、長くなりますのでこの辺で。これからも優れた作品や面白い作品をご紹介したいと思います。

今回の写真の一部は、KOBUさんが撮影したものを使わせていただきました。お礼申し上げます。

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