初めての受賞 [某月某日@海外]
前回のブログで、超電導発見100周年を記念する国際会議について述べました。じつはここで私にとっては一生の思い出に残る出来事がありました。この「超電導100周年会議」の中で、IEEE(米国電気電子学会)という学会から表彰されたのです。会議は一週間続きましたが、その中日を「歴史の日」と題していろいろな記念講演があり、その日に表彰式もありました。
IEEEというのは、会員数40万人を超える世界最大規模の学会です。もともと米国の学会ですが、実際には160カ国以上のエンジニアや研究者などが会員登録しています。私も会員です。電気・電子技術のすべてを網羅しています。
IEEEの中に超電導に関する分野を担当する超電導分科会というのがあります。今回その分科会から表彰されました。この分科会の表彰は2001年に始まりましたので、今回が第11回目に当たります。10年前に設立されたこの賞は、これまで42人が受賞しています。そのうちの日本人は、超電導リニアモーターカーを世界で初めて開発した元国鉄の京谷好泰さんなど7名がいます。
この超電導分科会にはいくつかの賞がありますが、私はAward for continuing and significant contributions in the field of applied superconductivity (応用超電導分野における長年にわたる顕著な貢献に対する賞)という賞をもらいました。超電導分科会では毎年4名前後が受賞していますが、今年は超電導100周年の記念すべきすべき年であるため8名が受賞しました。
これがその表彰式で楯を受け取った時の写真です。真中が私で、左側が超電導分科会長、右側が表彰審査委員長です。
これが表彰の楯です。けっこう大きくてA3サイズほどの大きさです。名前の下には本人の業績が刻まれています。そして下のほうにはIEEEの超電導分科会長と表彰審査委員長のサインがあります。
これが同時に貰ったメダルです。ニオブという超電導材料で作られています。こちらが表です。
こちらが裏側です。
これは表彰式の前日の夕方行われた受賞者歓迎会の様子です。受賞者、主催者のほかに過去の受賞者も含めて約50名が集まりました。昔から良く知っている人たちも大勢参加していましたのでたいへん楽しく過ごすことができました。
これまで賞を貰ったことはありませんでしたので、この受賞はたいへん嬉しく思いました。仲間からも祝福されましたが、会場で若い人が何人か寄って来て、「メダル見せて~!」と言った時はとくに喜びが込み上げてきました。
IEEEというのは、会員数40万人を超える世界最大規模の学会です。もともと米国の学会ですが、実際には160カ国以上のエンジニアや研究者などが会員登録しています。私も会員です。電気・電子技術のすべてを網羅しています。
IEEEの中に超電導に関する分野を担当する超電導分科会というのがあります。今回その分科会から表彰されました。この分科会の表彰は2001年に始まりましたので、今回が第11回目に当たります。10年前に設立されたこの賞は、これまで42人が受賞しています。そのうちの日本人は、超電導リニアモーターカーを世界で初めて開発した元国鉄の京谷好泰さんなど7名がいます。
この超電導分科会にはいくつかの賞がありますが、私はAward for continuing and significant contributions in the field of applied superconductivity (応用超電導分野における長年にわたる顕著な貢献に対する賞)という賞をもらいました。超電導分科会では毎年4名前後が受賞していますが、今年は超電導100周年の記念すべきすべき年であるため8名が受賞しました。
これがその表彰式で楯を受け取った時の写真です。真中が私で、左側が超電導分科会長、右側が表彰審査委員長です。
これが表彰の楯です。けっこう大きくてA3サイズほどの大きさです。名前の下には本人の業績が刻まれています。そして下のほうにはIEEEの超電導分科会長と表彰審査委員長のサインがあります。
これが同時に貰ったメダルです。ニオブという超電導材料で作られています。こちらが表です。
こちらが裏側です。
これは表彰式の前日の夕方行われた受賞者歓迎会の様子です。受賞者、主催者のほかに過去の受賞者も含めて約50名が集まりました。昔から良く知っている人たちも大勢参加していましたのでたいへん楽しく過ごすことができました。
これまで賞を貰ったことはありませんでしたので、この受賞はたいへん嬉しく思いました。仲間からも祝福されましたが、会場で若い人が何人か寄って来て、「メダル見せて~!」と言った時はとくに喜びが込み上げてきました。
2011-10-04 18:06
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コメント(18)
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☆受賞おめでとうございます☆
わぁ~ スゴイですね~♪
とても難しそうな分野で、私にはよくわからないけど、
これからも日本の発展のために、
頑張ってくださいネ^^
応援しています~^^
by オレンジポピー (2011-10-04 18:49)
ご受賞、おめでとうございます。
高校の同期生に東京の大学で超伝導の研究をしている者が居ります。
もしかしたら、お知り合いかもしれませんね。
by 青い鳥 (2011-10-04 19:54)
日本人で8人目の受賞!・・・。すごいことですね。おめでとうございます。
by KOBU (2011-10-04 19:57)
素晴らしいことですね。おめでとうございます。
by めもてる (2011-10-04 20:39)
おめでとうございます。長年の苦労が報われる瞬間ですね。
by moonlight (2011-10-04 21:20)
こんばんは^^
いつもご訪問ありがとうございます♪
一応、私も理工系出身なので判るのですが・・・
IトリプルEで表彰されるとは、これは凄すぎます!
ってか、かっこよすぎ(≧ω≦*)b
受賞、心からおめでとうございます^^
by yayu-chang (2011-10-05 01:06)
仕事がらIEEEは無縁ではありませんが、受賞は
凄いことですね。おめでとうございます。
by わたっち (2011-10-05 09:59)
受賞おめでとうございます!
素晴らしいことですね(^-^)/
by マチャ (2011-10-05 17:40)
たくさんのnice!ありがとうございます。
そして、たくさんの方々のお祝いのコメントありがとうございます。たいへん嬉しいです。初めての受賞で舞い上がっています。お許し下さい。
オレンジポピーさん、ありがとうございます。微力ながら頑張ります。
青い鳥さん、ありがとうございます。超電導の分野は、半導体などに比べると狭い分野ですので、その方のお名前を聞けば知っているかも知れません。
KOBUさん、ありがとうございます。
めもてるさん、ありがとうございます。
moonlightさん、ありがとうございます。そうですね、過去の苦労も飛んでいってしまった感じです。
yayu-changさん、ありがとうございます。そうですね、理工系にはIEEEはよく知られていますね。
わたっちさん、ありがとうございます。そうですか、やはり理工系のお仕事ですね。
マチャさん、ありがとうございます。
by GGI (2011-10-05 20:37)
世界的に権威のある受賞おめでとうございます。小・中と同じ学校・同じ教室で学んだ事のある方が、このように素晴らしい方だなんて・・・超伝導の研究をされているということは、聞いたことがありますが、、、
電気とか伝導とか科学やメカに弱くどのように利用されているのか分かりませんでしたが、先号で医学のMRIに利用されているとありました。実は6回もMRIを受けたことがありました。(人間ドックや・整形的な検査など・・・)
色々な分野に応用されているのですね。
by 六日のアヤメ (2011-10-06 06:02)
六日のアヤメさん、ありがとうございます。たしかに超電導は病院などで使われていますが、まだまだそれ以外の多くの場所で使われるようになると思います。急には普及しないでしょうが、そのうちにもっとたくさんの超電導製品が使われるようになることを期待しています。
by GGI (2011-10-06 12:36)
受賞おめでとうございます。
これからも益々のご活躍をお祈りしています(^^)/
by 美美 (2011-10-06 14:21)
美美さん、ありがとうございます。もうひと頑張りしましょうかね。
by GGI (2011-10-06 20:55)
凄いお方だったのですね。
MRIは音が凄くて苦手です。
by U3 (2011-10-08 22:51)
U3さん、コメントありがとうございます。MRIの音はだいぶ改善されたようですが、無音にしないといけませんね。
by GGI (2011-10-09 18:48)
すごいですね。おめでとうございます。
お写真うれしそうですね。
by カワセミ (2011-10-11 18:19)
おめでとうございます。
大変な研究を時間をかけてされた方だけが頂く凄い賞ですね。
by hidens (2011-10-12 09:45)
カワセミさん、お祝いのコメントありがとうございます。そうですね、嬉しくて顔の筋肉が緩んでしまいました。
hidensさん、お祝いのコメントありがとうございます。もう20年以上も前の研究について表彰されましたので、嬉しかったです。
by GGI (2011-10-12 22:06)