人間浮上

12月9日から三日間、東京のビッグサイトでエコプロダクツ展が開催されています。私の職場もここに出展しました。
今回の出し物は、超電導体を使って大きなマグネットを浮かせて、その上に人を乗せようというものです。人間浮上です。
これが、出し物の舞台です。ちょっと小さいですが、手前の緑の台の上に箱が置いてあり、さらにその上に丸い穴のあいた容器が置いてあります。ここに超電導体を敷き詰めます。


これが超電導体を敷き詰めた容器です。丸い円盤状のものがたくさんありますが、これがすべて超電導体です。すでに液体窒素温度（‐196℃）に冷却されています。


さらに液体窒素で冷しながらテスト用のマグネットを置くと、このように浮かびます。超電導の不思議な現象です。

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ここに本番用の大きなマグネットを皆で持ち上げてセットします。これもうまく浮上しました。

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次は実際に人が乗って浮上することを確かめました。

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次に近くにいて阿波踊りのイベントをやっていたとくしま連のお姉さんに乗って貰いました。みごと成功です。


では浮上の様子を動画で見て下さい。まず男性の浮上です。

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次に女性が乗って飛び跳ねましたが、大丈夫です。

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けっこう人気があり、浮上のイベントが始まるとこのように多くの観客が集まってくれました。

コメント 4

今晩は！
素晴らしい画像を有難う御座います。前から興味があったのですが
良い物を拝見しました。叉見たいものです。
by KEN (2010-12-10 23:50) 

超伝導・半導体・・・理論は全く分かりませんが、生活の中で利用しているのかもしれませんね。研究予知のある次世代の研究分野なのでしょうね。ご紹介の丸い超伝導体は何でできているのでしょうか？（自然石・合成物質・・・）もしかしたらこれらを作るのに、今話題のレアーアース等から作られるのでしょうか？体験できるのは一人一人ですから、お忙しかったことでしょう？
by 六日のアヤメ (2010-12-11 07:34) 

動画だとそのときの様子が良く分かります。
by kobu (2010-12-11 08:58) 

たくさんのnice!ありがとうございます。
KENさん、コメントありがとうございます。今度いつか、超電導の話をしましょうか。
六日のアヤメさん、コメントありがとうございます。現在液体窒素温度で超電導になる物質は、イットリウムやガドリウムなどのレアアースが使われることが多いです。実用化のためにはそういった材料の調達方法も含めて考える必要があります。
kobuさん、コメントありがとうございます。動画だと状況が良くわかりますね。これからも動画を活用したいと思います。
by GGI (2010-12-11 21:26)