日本の祭り [祭り]

祭りの雰囲気が好きです。子供のころ、故郷、大牟田で、大蛇山の囃子が聞こえてくると心うきうきしたものです。ジャン、ジャン、ジャン、ジャジャンコ、ジャン、という囃子音を最後に聞いてからもう50年近く経っているはずですが、いまでもはっきり思い出せます。祭りが人の気持ちをうきうきさせる高揚感は、祭りを演じる人と観る人の一体感にあると思います。

10年以上も前のことですが、岸和田のだんじり祭りを見ました。中学校の同窓生T君がその当時岸和田に住んでいて、同窓生数名を招待してくれました。T君の顔の広さのおかげで、特等席で見ることができました。だんじりが目の前を通る居酒屋の二階席からのながめは、凄い迫力でした。街中にでると、下の写真のように「大工方」と呼ばれる若い衆が団扇を持ってだんじりの上で舞を舞ったり、カーブを廻るタイミングの指示を出す様子は勇壮です。この「大工方」に選ばれるのはたいへん名誉なことだそうです。
だんじり祭り.JPG

最近はあちこちでよさこい祭りが催されています。大勢の若者がいっせいに踊る姿には元気を貰えます。
よさこい祭り.JPG

東京時代祭りは京都時代祭りとは少し雰囲気が違います。いろいろな時代の歴史絵巻を繰り広げますが、どちらかといえば、江戸時代以降の比較的新しい歴史を主題にしているものが多いように思います。
東京時代まつり.JPG

川越祭りはたくさんの山車が出て、曳っかわせ(ひっかわせ)と呼ばれる山車同士のお囃子と踊りの競演は見応えがあります。
川越祭り.JPG

川崎大師風鈴市はたくさんの風鈴と縁日が楽しいです。
風鈴市.JPG

富岡八幡宮の例祭は深川八幡祭りとも呼ばれますが、神輿に向かって沿道から清めの水が掛けられます。大いに盛り上がる瞬間です。
深川祭り.JPG

たくさんの熱気球が目的地までの時間と正確さを競うバルーンレースも見応えがあります。
バルーンレース.JPG

高尾山火渡り祭りでは、たくさんの山伏が祈りをささげる中で大量に積んだ檜の枝に火が付けられます。まだ火が消えきらないうちに、山伏が裸足でその上を歩く荒行をします。火がほとんど消えたころになると、一般の人々も祈りを捧げながら火の上を渡ります。
火渡り祭り.JPG

つきじ獅子祭りでは、歯を黒く染めた鉄漿(おはぐろ)獅子が楽しいです。担ぎ手は女性だけです。
つきじ獅子祭り.JPG

これらは日本の祭りのほんの一部にすぎません。ガイドブックをみますと、ほとんど毎日どこかで祭りが行われています。機会を見つけて祭りを楽しみたいと思っています。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

六日のアヤメ

写真撮られるのは知っていましたが、お祭り大好きとは・・・・だんじりの写真ご紹介のように、大工方と同じ目線で撮られていますね。普段見物人はこの高さで観ることができませんし、、、貴重な体験をされました。昨年母の法事が大蛇山の前日にありましたので同級生達と見物しました。子供の頃は4体ぐらいしかなかったように思いますが、今は16体あり、それぞれに色や形お囃子の仕方など特徴がありました。9月に浦安で開催される「日本の祭り」に大蛇山もくるそうです。ただの展示なのかどうかわかりませんが・・・・感心したことは毎年土台から作られるとのことです。地元の同級生達も数人携わっていました。
by 六日のアヤメ (2010-07-28 05:19) 

GGI

kobuさん、nice!ありがとうございます。
六日のアヤメさん、コメントありがとうございます。大蛇山が東京に来るのですか?見てみたいですね。
by GGI (2010-07-28 20:46) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。